吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

フリースタイル41 THE BEST MANGA 2019 このマンガを読め!

 

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 今年も書いてます!!!

このマンガがすごい! 2019年オンナ編に寄稿しました!

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このマンガがすごい! 2019

このマンガがすごい! 2019

 

 

今年もこのマンガがすごい!2019年オンナ編に寄稿しています。よろしくおねがいします〜。

映画『ちょっとの雨ならがまん』『ファー・イースト・ベイビーズ』劇場パンフレットに寄稿しました。

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映画『ちょっとの雨ならがまん』『ファー・イースト・ベイビーズ』ANNOUNCE

 

 1989年に平成がはじまり、2019年に終わりを迎えるわたしたちは、世界の節目に生きている。阪神大震災オウム事件も、911も、311も大きな事件をいくつも、たしかに経験した。諦めないで、もう一度、わたしたちは奮い立つような反骨心を持ち続けていてもいいはずだ。

 

 映画『ちょっとの雨ならがまん』『ファー・イースト・ベイビーズ』のW劇場パンフレットに「フィルムは消えずに燃えつづける」を寄稿しました。

寄稿しました。『漫画家本Vol.9 細野不二彦本』

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漫画家本vol.9 細野不二彦本 (少年サンデーコミックススペシャル)

〈 書籍の内容 〉
漫画と漫画家を徹底解剖する!!

あらゆるジャンルを描きつづける巨匠を大特集!!

(contents)
【ロングインタビュー】~子供の頃に好きだった漫画の話から「スタジオぬえ」時代の逸話、そして最新作『バディドッグ』まで~(聞き手・島田一志)

【細野ヒロイン・イラスト・トリビュート】4人の人気漫画家が細野不二彦が生んだ魅力的なヒロインたちを描く!
曽田正人×魔子(『さすがの猿飛』)/青木俊直×あゆみ&リンダ(『GU-GUガンモ』)/三原ミツカズ×サラ(『ギャラリーフェイク』)/松本次郎×詩織(『電波の城』)

【特集『ギャラリーフェイク』】
細野不二彦インタビュー/総論・タニグチリウイチ高橋克彦インタビュー/中野京子インタビュー/『ギャラリーフェイク』全美術品リスト/名場面集ほか

【COMIC『レンタルプラネット』再録】
単行本未収録の傑作SFを再録!

【グラビア・江戸東京たてもの園探訪記】
以前から興味があったという「江戸東京たてもの園」を細野不二彦が訪問!

【特集 細野不二彦青春三部作を読む(仮)】
細野不二彦が80年代に描いた『あどりぶシネ倶楽部』『BLOW UP!』『うにばーしてぃBOYS』の3作を「青春三部作」として特集。
細野不二彦インタビュー/森直人、伴ジャクソン、島田一志による作品論/曽田正人萩生田宏治大林宣彦によるエッセイ/『あどりぶシネ倶楽部』第1話再録

細野不二彦主要作品ガイド】
伴ジャクソン/浅野智哉/山科清春吉田アミ/島田一志

細野不二彦単行本リスト】

 

電波の城」の作品論「お前はただの現在にすぎない」を寄稿しました。書いていた時に序盤からすでに3卍ではなく3万字を越える勢いで、書き過ぎてしまいどうしていいのかわからなくなって頭を抱えてしまい、そういうことこそが細野不二彦の醍醐味なんだよなあ。と、思い返し、大幅に削り、天宮詩織の生き様とその心情についてのみ言及する感じになりました。 ほんっと、要素がぎゅうぎゅうに詰め込んであって、知識欲を刺激しまくりまくる細野節。まさに知の巨人。また本人自ら作中でもっともわかりやすく説明しきってしまっているため、要約することすら躊躇われてしまう。これまでに書いた河合克敏本や藤田和日郎本の論考とはまた違った切り口になったと思います。ほんとうはテレビ業界の話とかテレビというメディアがどう移り変わっているのか、など書きたかったし、調べたりしていたんですが。かなしい。しかし、インタビューや他の記事や原稿でしっかりいいたいことはフォローされていたので、まあ、いいかなあという気にもなっているところです。せめてという抵抗として、詩的跳躍でサブリミナルに断片が散りばめるくらいで、まあ、一言に言えば、「電波の城」の表紙のデザインが「お前はただの現在にすぎない」であり、この言葉もロシアの革命家トロツキーの言葉であり、作品内のタイトルがすべて文学作品や歌などの引用になっていることは、「電波の城」自体がテレビというメディアを作品構造に落とし込んでいるからなんだろうなあと。

 これを、がんばって一言で無理やり言えば天宮詩織のテレビ革命記であり、それを記すのは本人ではなく、ジャーナリストの仕事なのである。

 かつて、テレビはお茶の間に革命を起こすことができる装置としても機能することができたがコンプラがどうとかこうとか、広告主に気を使いはじめたころに死んでしまったのだろう。もっといえば、オウム真理教の報道のときにテレビジャーナリズムは死に追いやられ、インターネットへと引き渡されたが、そのインターネットも今やジャーナリズム死に体だ。YouTubeの規制は激しくなるいっぽうで、規制理由についてはなにも説明のないままチャンネル登録者数100万規模の大手サイトも突然、広告がはがされるという現状、やっぱり革命でもおきなきゃやってられないよ! という気分で書いてました。

二〇世紀が始まったばかりのシベリアに、二〇歳の革命的楽観論者がいた。一九世紀は楽観論者をあざむいた。だから彼は、「二〇世紀」に未来を賭けた。その二〇世紀がやってきた。
この新しい世紀は、しかし、出現した瞬間に、憎しみと殺戮、飢餓と流血をもたらした。血まみれの二〇世紀は、若き楽観論に怒号する。
「降伏せよ、哀れな夢想者。お前が長いあいだ待っていた二〇世紀、お前の<未来>であるこのわたしがやってきたのだ」
「いや」と卑下することを知らぬ楽観論者は応える、おまえは――おまえはただの現在にすぎない。(I・ドイッチヤー編 山西英一訳「永久革命の時代」より)。

 金八先生の「腐ったミカンの法則」とかもあれも革命の話だったのかと。みなさん、革命の話をするとけっこう、元気でますよ。

 

 まあともあれ、天宮詩織という最高にイカした女について書ける機会があってよかったです。平成という今年が終わる中、いま、「電波の城」を読み返すのはうってつけですよ。 

寄稿しました。『漫画家本vol.5 河合克敏本』

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漫画家本vol.5 河合克敏本 | 小学館

少年サンデーコミックス
漫画家本vol.5 河合克敏

河合克敏 

漫画家本vol.5 河合克敏
定価本体1300円+税
発売日2018/7/18
判型/頁A5判/226
ISBN9784091284488


〈 書籍の内容 〉
時代を超える青春漫画の巨匠を徹底分析!

【前口上(序文)】上條淳士
【グラビア】仕事場写真紹介
【イラスト】カラーイラストギャラリー
【インタビュー】超ロングインタビュー(聞き手/島田一志)
【対談】河合克敏×安西信行
【エッセイ】上橋菜穂子

【特集/河合克敏作品を読む。】
(作品論)碇本学/近藤哲也/小林聖/黒木貴啓/浅野智哉/吉田アミ
(ゲスト)木尾士目阿部共実モリタイシ藤木俊

【インタビュー】初代担当編集者インタビュー
【エッセイ&2コマ漫画】正木秀尚

【元アシスタント大集合!(イラスト寄せ書き)】
玉置一平寒川一之/木根ヲサム/宗我部としのり/大和川/永野
真央/倉薗紀彦

【デビュー作品(コミック)再録】「爆風GIRLS」
【全作品解題】島田一志
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
まずは、久しぶりに河合先生が描いた「帯ギュ」の5人の表紙絵をご覧下さい。
そして、デビュー前の苦労話や代表作3本について熱く語って頂いた超ロングインタビュー、上條淳士上橋菜穂子木尾士目各氏のコラムなど、読みどころ満載です!

 本日発売です! わたしはマイナー文化部の金字塔『とめはねっ!鈴里高校書道部』の昨品評「きみは鎌倉に生きる、等身大の生身の女のコ。」を書きました! わからない、わかりにくいジャンルをわからないひとにわかりやすく、興味をもたせるという河合先生の手腕はできそうで、誰にもできない。どうしても冒頭に書きたくて『ヤングサンデー』の休刊についても書いてます。よろしくおねがいします。

【映画】『ちょっとの雨ならがまん』『ファー・イースト・ベイビーズ』先行上映イベント

【映画】『ちょっとの雨ならがまん』『ファー・イースト・ベイビーズ』先行上映イベント


https://pppproject2018.peatix.com/

 


GAUZEやG.I.S.M.ら出演の80年代ジャパコアドキュメント映画、24年ぶり劇場公開(動画あり / 写真15枚) - 音楽ナタリー

 

『ファー・イースト・ベイビーズ』上映後のトークの聞き手として参加します。いま、観ることができないあの時代の若者たちの熱気を感じて!

7月12日(木) 18:00受付開始・開場 18:30上映開始 22:00終了予定

会場:新文芸坐
東京都豊島区東池袋1-43-5 マルハン池袋ビル3F
池袋駅東口徒歩3分

トークゲスト:『ちょっとの雨ならがまん』
ゲスト:大根仁(映像ディレクター)、ISHIYA(DEATH SIDE、FORWARD ボーカル)

『ファー・イースト・ベイビーズ』
ゲスト:吉田アミ(前衛家・文筆家・即興演奏家)、安田潤司監督

【主催・お問合せ】
silver gelatin
公式HP:http://silvergelatin.main.jp/
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【作品情報】
映画『ちょっとの雨ならがまん』(1983/日本/約35分/スタンダード)
出演:GAUZEG.I.S.M.、THE EXECUTE 、THE COMES、THE TRASH、CLAY、GASTUNK町田町蔵石井聰亙、サヨコ(ZELDA)、佐藤幸雄(すきすきスウィッチ)、マサミ、ほか
監督:安田潤司

G.I.S.M.GAUZE、THE COMES、THE EXECUTE、町田町蔵・・・。
世界に影響を与え続ける80年代ジャパニーズハードコア・パンクシーンの黎明期を記録し、新世代のアーティストたちの表現に迫ったドキュメンタリー・パンク映画。もはや上映不可能と言われ、伝説となった1本のフィルムが公開から34年の時を経て今、新たに蘇る。

映画『ファー・イースト・ベイビーズ』(1993/日本/約90分/ビスタ)
出演:石川成俊、棚橋ナッツ、上野仁、佐野秀介、和久田理人、柴崎賀宜、飴屋法水、SAKEVI(G.I.S.M.)、PANTA(頭脳警察)、石塚俊明(頭脳警察)、ほか
監督・編集:安田潤司 脚本:安田潤司、唐原理恵 撮影:諸沢利彦 照明・撮影助手:長井和久 撮影助手:青木正 録音:鈴木昭彦 録音助手:井口奈己 美術・操演・特殊メイク・ケータリング:石毛朗 美術協力・マシンオペレート:飴屋法水、石川成俊 監督補:西山洋一 制作主任:大坪草次郎

東京グランギニョルM.M.M.テクノクラートと続く活動で東京の演劇シーンを塗り替えた奇才・飴屋法水と劇団メンバーが集結。ドキュメンタリー・パンク映画『ちょっとの雨ならがまん』、ハードコアパンクバンド G.I.S.M.の全映像作品や数々のミュージックビデオを監督した安田潤司の長編デビュー作。テクノクラートのマシンが轟音とともに圧倒的な存在感を放つ。

配給:P.P.P.project + silver gelatin
© 2018 P.P.P.project
2018年8月18日(土)より 新宿 K's cinema ほか全国順次公開
【映画公式HP】http://silvergelatin.main.jp/movie/chottonoame-feb/
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【ナタリーの記事】
https://natalie.mu/music/news/287301
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