吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

久しぶりにアップリンクに行った。何故かと言えば、来月、お世話になるメガネこと安永君のいるminamoのイベントにお邪魔いたしました。
ぜんたいてきにむっちゃいいかんじのイベントでした。客入りで雑談しながらイイカゲンに音を出す感じもよっかったのですが、しょっぱなのバスラッチ(スペル忘れた)もグゥで、続々、よかったです。原さんのプレイに見ほれつつ、「他人の曲ばかりかけやがって!」とDJの意味を根本から問い直していると、謎のサラリーマンが原さんを凝視していたので、近くにいた佐々木さんに「タイヘン!原さんがサラリーマンに操られてるヨ!」と報告。ヨッパラっていた敦はぎゃははぎゃははと笑う。そして超、無責任に「今年はきみらの年だよ!」とわけもわらず、言われ、「フザケンナヨ・ヨッパライ!」とのたまわった。
あ、あと、エスプレッソ・大和田とやっと出くわす。変に名古屋トークで和やかに話した。想像していたよりずっと男前。じゃあ、どんな想像をしていたのか?それは秘密。minamoの杉本さんは拓さんと間違えて無礼を働いたことを根に持たず、好青年ぶり。私はツルモクの杉本みたいなプレイボーイを予想していたが、それはまちがいだった。なんか実直そうな青年で音にもそれがあらわれている。ヤナガワさんに似てる?そうでもない? 再会相のお陰で、安永くんと再会出来たのだが、そもそもこうしているってとても不思議だ。ああ。でも、すべて繋がっているんだなあ!と。変な感じだ。いるかいないかわからないけど神様に感謝したい。ありがとう。私の人生、棄てたモンじゃないです。ってゆうか、幸せ。こんな些細なこと(って、失礼だけど)で私は私でいられてウレシイと思う。自分で自分を選んだっていうのはあながち嘘じゃない。小さな事で私は幸せに思えて幸せだ。
そして、最後のセッションもすごくよくてなんでもなくってカッコヨカッタ。単純に。
アップリンクから下った坂は急で寒くて眠かったが妙に冴え冴えとしていた。うちにはまだ、「ゆきゆきて神軍」のビデオが残ってる。うんざりするけど、生きてるって楽しい。
最近、私には「再会相」が出ているらしい。
再会相?なんじゃ、そりゃ?であるが、私とて同じ。だってこんな相、実際あるかどうか知らんモン。ただ、私の長いんだか短いんだかわからない人生でこんなにも何年も前に会った人ばかりに巡り会ってしまうというのは少し、異常。2度3度ならまだしも、えーと、数えただけで何人だ?7人はいる!これはおかしくないか???しかも、かなり記憶の奥底に沈められつつあった人や会いたくねえ、キチガイにまで(それもひとりやふたりじゃない)会っちゃったのだから、オロロク。どうゆうことだ?ハニー?ハニーって誰?
なかなか運命的である。でも、連絡してくれてウレシイ人も多かった。きみとまためぐりあえるなんてなんてすてきなことなのか。そうゆう日々。
昔といえば、私がまだ10代の頃、ワケモワカラズ作っていた、テープが大量にあるのだが(パリペキンのお陰です)それをこないだききなおしていたら、びっくりするくらいいいので、また少し、自信が沸いた。ともかく、なにかがむしゃらに作り続ける時期っていうのが誰にでもあると思うけど、そうゆうときは何も躊躇せずにどんどん力の続く限りやり続けるのがいいと思う。そうゆうのが大人になったときの糧になったりするんだ。なんて、とても自分が今、大人みたいだが。
何にも考えずに何故だか衝動としてやってしまうということはままある。意味づけは大人になってからでもできる。ヤングはそのまま、やっておけ!創作に限って言えばの話だが。
なんて・オレの言葉もオレ自身への投げかけのようで堂々巡りだ。自己満足といえばそれまでだ。しかし、私はいつだってくだらないことで落ち込みひざを抱えていたいけ好かないロンリー・ヤングの頃の自分に対してエールを送っている。未来から過去へ向けて、そのまま生き続けるとかなりおもしろいことになるから安心しろ、このクソガキ!と。
きょうは本屋で蓮見重彦の映画のやつのソクーロフのとこを立ち読んだ。蓮見重彦が、ソクーロフ相手に緊張しているとい様が、スゴク好きだと言っちゃう様がなんともいえずにいいなあと思う。実際、マザーサンの上映で蓮見重彦ユーロスペースにいたことを思い出した。
ただでさえ狭い、ユーロスペースはたくさんのひとを招き入れ、芋洗い状態であった。私はぎゅうぎゅうずめの中でソクーロフの映画を見る気にはなれず、外で終わるのを待っていた。そして、上映のあとのサイン会でソクーロフにサインをもらい、握手してもらうというかなり、ミーハーな行為をしてしまっていた。 ソクーロフの美意識は私にはとてもいとおしいのであった。まあ、きっと、ソクーロフはとても運命的に出会ったのと、当時とても好きなひとと観た(どうだ、色っぽい話だろ。でも、デートにソクーロフって問題あるよな。萎えるモン!どうかんがえったって)記憶などにより相乗効果で私の中ではすごくすきな映画監督となっている。お前、そういう前にまともにタルコフスキーゴダールを観とけよ!と思うが、まあ、時代というタイミングのせいで私にはソクーロフが濃厚なままだ。音響界にもファンが多い。知ってるだけでも、5人はいる。なんていったって、音、すっげーいいもんね。
私は「ロシアンエレジー」の大砲をくらわすとこで何故か、MTRの1トラックを消し忘れたみたいな音で気狂いの女のけたたましい笑い声が忘れられない。スゴク変。サウンドトラックのすごく変はものすごくイイとイコールでたまらないのだけど。
そして「日蝕の日々」(日々は静かに発酵し・・・)のセクシーな彼がたまらなかったりもするのだが。ソクーロフの事を書くとまた、キリがないなあ。いいたいことは山ほどあるが、ぜひ、ソクーロフを劇場で観よ!とすすめたくもなるのだ。
おとをおとであらわすのはかんたんだけどそのほかのめでぃあにおきかえてひょうげんでするのはむつかしいけどそれをたわいなくやりとげたりじゃんるをこえてすきだとおもえるのはとてもたいせつでせつじつなことだとおもうよ。
ひらがなだけで書いたりして、サ。オマエはかなりイヤらしい。