吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

岡崎京子と青春時代

http://www.ukor.org/memo/memo_data/2003/12/14.htm

というか吉田さんのいう「周りのお姉さん」たちが女子便所で岡崎京子をとっつかまえて、「おめー大島先輩のマネばっかしてんじゃネー!」「もっといったれやー」「ぶっとびだー」とか言ってる姿を勝手に思い浮かべて腕組みをしながらうーんなるほど、そうかそうかわかりますよおれその気持ち、とポンと肩を叩きこれまた勝手に納得した。なんてやつ。

アッハッハー!まさにそれ、そんな感じですよ。女子トイレのノリというのは言いえて妙。近親憎悪と嫉妬の入り混じった不思議な感情だったんだと思いますよ。私は岡崎京子のマンガをよくコンビニで立ち読みしていましたがそんなことは誰にも言えなかったからなあ。高校の時の同級生にも岡崎京子を読んでいるなんて言わなかった気がする。なんか負けた気がするんだけどね。
ちなみに大島弓子のパクリ(つーかインスパイアちゅうんですかね?)はあんまりなさそーでありそーで多分、音楽の歌詞をネタにしているよーなところが多かった気がするので、岡崎京子を語るときはその辺の音楽についても精通(はじめての射精のことではなく)していないときちんと評価できないんだろーなーとか漠然と思っているのであった。

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追記:リバーズ・エッジというマンガはCutieに掲載されていた、ということが密接に関係しているのでしょうねえ。私は雑誌の立ち読みでしか岡崎京子を読んでいなかったので、特に雑誌別の特性が気になっていました。
フィーヤンに連載していたヘルター・スケルターなんかはすごくマンガっぽいと思います。ロゼで連載してたのは恋愛よりって感じで、岡崎京子ほど雑誌に合わせていた作家はいないかも。天才とは程遠い、がんばりやさんな感じがしますよね。
あと、岡崎京子はインタビューで「トゥナイトとか見て、最近の女子のことを理解してそれを描く」とか言っていたことを覚えているんですが、実際はかなり自分に近い感じで描いていたように思います。そうやってクールなポーズをするほうがカッコイイし、努力を見せたくないと言う美学を持っていたように思います。80年代の人なので楽してカッコヨク片手間にを美徳としていたんじゃないのかな、とー、りりこのインタビューの内容を読んでいて感じたりしました。しかし、私、岡崎ネタけっこうもってるな。書いててびっくり。今現在、一冊も持っていないというのに。