http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20040630#p02
「過去記事を消さない」という自分ルールは、意外に精神的にはシビアです。さまざまなコンディションの中で、うっかり書いた馬鹿な意見とか無知をさらした記事とかつまらない冗談とかがたくさんあります。消したいという誘惑も強いですが、意地になって全部残すことで何かが表現されるという気持ちもあります。「思想」というものを表現するのに、一番適した手段はブログではないでしょうか。
私も基本的に消さない、というルールでやってます。
経過の形跡を残しておくというのは考え方の変化が追えるので面白い。算数でもよく先生が計算途中の式を消すなと言っていたが答えを丸写しにしていた私はそれができなかったような気がする。ああ、そういうことだったんですね、先生！
経過を残しておくとこれに興味を持ってそれでこうなってこんなんなっちゃったんだ、私とか客観視を養うこともできる。また、消さないというルールを作っておけば、おいそれとバカなことははじめから書かなくなるので（書いたら残るのだから）文章が丁寧になるかも。ならないかも。バカなままという話しもある。
