吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

UNKNOWNMIX RETURNS VOL.2 14: meets

にいらしてくださったみなさん、どうもありがとうございます!!!みんなが大好き
だッ!
シリーズ的にはけっこうな人数がわんさと押し寄せたほうだと訊き、ほっと胸をなでおろしております。今思えば、もう少し、コール&レスポンスありの客参加型ではりきれば良かったと、今更ながら後悔しておりますが後悔は先には立たないものですね。先に立つようなものなら先悔とでも書くのでしょうか。書きませんか。
さすがに佐々木アッチーは敏腕ホストぶりでした。私が脱線や下ネタや毒づきはじめると即座に察知して、誘導!誘導尋問です。嘘です。尋問ではありません。
質問にスキルや才能が必要なんてあんまり意識したことありませんでしたがさすがに数多くインタビューし、雑誌を編集し、レビューを書き、文章を書いている人は違うなあと、うなりました。もっと、みんな佐々木敦さんのことをホメたほうがいいと思うよ。だから、ためしにホメてみるよ。モチベーションあげたいもん。こんなんじゃあ、あがらないかな。あがってほしいが。
自分の思想や考えがまずあって、その持論を展開するために音楽や映画などの作品を利用するみたいな紹介文っていうのは面白くても信用はできないし、それがあまりにもあけすけだとあざとい感じがしてイライラしますが佐々木さんはちゃんとその文を読ませて購買意欲に結びつける=アーティストにとっての利益=シーンの拡大=自分は知らない人におもしろいものを紹介する喜び・・・みたいなところまでセットに考えている人だなと思った。
しかも、アーティストと仲良くなりすぎずに距離をおいて付き合ってるのでさっそくこの日も打ち上げはなし!という、はかない関係ぶりで気持ちよく友達と牛角に行って食って帰ってきて家でカリドルの打ち合わせというセットでしたって最後は愚痴か?私。
距離をとる、ということは評論家としてすごくいい姿勢だと思う。私情をはさまず、プロの仕事をちゃんとこなせる大人はとてもカッコイイ。カッコイイに決まっている。

だけど、最後に佐々木さんが時限爆弾のスイッチを押して私は被爆。撃沈。まさかあんな隠し玉を用意していようとは。油断もすきもありゃしない。思わず口篭もった瞬間!目が点になりました。何を聞いてきたかは内緒。あの場にいた客と私だけが知っていればよいことだ。来た人はラッキーでしたね。

全体をとおして言いたかったのは私のようなつまらんくだらんどうしようもないとるにたりないうっかりを連発してきて生き恥っ子ですが長く継続して好きなことを続ける、とそこから意味や自信が生まれてきて生きてるのもわりと楽しくなってきますよ、ということと知らないうちにアヴァンギャルドから遠ざかって保守的なつまらん人生になってしまいがちですがあえて道を踏み外していくとわりと面白いですよ、人生は自分でおもしろくしようとおもわないとわりとつまらないまま漠然と呆然としてるまにあっという間に終わっちゃいますよ。何もしないよりはしたほうがいいよ。恥はたくさんかいたほうがいいよ、若いうちなら若気のいたりですべてすむよ。何もする前から絶望してあきらめて感じないふりをしてることはつまらないよという気がするので、バカにはすすんでなっちゃったほうがバカはバカで馬鹿馬鹿しくって楽しいよ、で、そういうときに価値の基準は他人のものさしを使わないで自分の好きということだけを信じるとわりといいような気がするよーというよーなことを言っていた。と書くとひじょうに説教くさい。
といわけで、私は常にいたってへたれて無防備でいたい。自分がバカならまわりもすすんでバカになれるしバカは多いほうが世界はハッピーだ。無秩序でも。

なんで、
若いときの無知ゆえのバカ話やイタイ話は私はわりと好きだしすすんでするようにしている。かっこ悪いから隠してしまいがちですがそういう時期があって今があると思うのでわりとかけがえのないもんだと思う。ルーツや過程を否定して消し去って良いとこだけアピールするのは好きじゃないのでたぶん、ブログとかが性にあってるのはそういうことなんだろうなあと少し、納得。やっぱ、人としゃべってると曖昧だった考えがまとまるので良いですね。やっぱ、人には会っていくべきですね。知らない人とはどんどん会って知らない自分に気がついていくべきですね。そう思うと、オフ会っていいものかもね。すすんでやる気はもちろんないのだが。知らないうちにそう、なってることはあるものだ。
なんで、やっぱりネットラジオはやろうと思う。
カリドルじゃなくても一人でゲスト呼んで地味にやろうかな。しゃべりっておもしろいわ。思った以上に面白い。おもしろいと思うことをやりたいし、規格外なんて頭から排除しないでとりあえず、挑戦したい好奇心だけはひといちばいなのが玉にキズ・か?

まあ、だいたいここにこんなことを書いている時点でこきおろされるし恥ずかしいもんですがこんなバカもいるならまだまだ私もバカになれるわ、と見知らぬ誰かが勇気をもてればそれはそれでうれしいしバカになった甲斐があるというものです。人間は成長するとバカになるってことでしょうか。どんどんものわかりの悪い意味の不明なミステリアスな人生を歩み、死ぬ瞬間、私の人生意味わかんねーよ!と思えたら割といい人生だと思えそうってまるで死ぬ間際みたいでなんだか、縁起が悪いですが、はっきりいって、今、死んでるひまなどないので死なないように気をつけようっと。
ほんと、死んでいるより生きているほうがずっといい。ずっといいに決まってますよ。と誰にいうでもなく問わず語りたいくらい昨日のトークは白熱熱中しました。NHKよ、こんな私をしゃべり場に出させてくれ。はてなの片隅で国営放送に語りかけてみるよ。

追記>
あ。佐々木さんが昨日のことを書いてくれたよ。親戚のおじさんみたいな感想だね。
http://www.faderbyheadz.com/a-Site/a-news.cgi?date=2004.12.16
でも、はてな効果で客が来たのかどうかは実は不明ではある。そもそも私の名前のキーワードもないくらいはてなは私に冷たい!ような気がしますが私に興味がある人はシャイボーイシャイガールが多いのかしらそれとも話し掛けると食って掛かられるような気がして恐いのだろうか…。