吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

問わず語り

ああ、お金にならないなんの影響力もないどうでもいい文章を書きたい。モノを書くことは娯楽になる。文章を書くことはレジャーだ。確信がある。書くレジャー。ああ、なんかゴロが悪いなあ。キャッチーじゃないなあ。娯楽としての文筆にもっとみんな注目すべきだ。みんなって誰だ。ファミコンを持っている子達のことか。

娯楽と極楽は似ている。余力と余分も似ている。ここで、言葉を作ってみたくなる。余楽。
あまった楽しみはどこへ流れていく?どこへ流れていくのだろう。どこへ流れていくのでしょうか。
駄々漏れだ。

社長のブログは毎日チェックしなくてはならないのでしょうか。ブログで書いたことは当たり前のように知っていなければならないのでしょうか。よっぽど短い文章なら頭に入るが読者に対して配慮のない日記や文章を咀嚼する手間は誰がかけるのでしょうか的なことを思っている人はこの世に何人くらいいるのでしょうか。

冷蔵庫が生あたたかい。冷凍庫の氷はぜんぶ溶けていた。
多分、腐った牛乳を気にならないフリをして飲む。胃が若干、キリキリと痛む気がする。全部気のせいだ。
原因はあるのに。

言葉にするとそれは思想になるらしい。

人通りの悪い道で何かを怒鳴り続けている。相手にされなくても何かを吐き出しつづけているということは何かを変えようという意志の表れだろうか。何かを変えたいなどおこがましいことだ。表現するのは恥ずかしいことだと誰かが言っていたが多分、それは本当だ。覚悟と作用と確認。

覚悟があるなら、人通りの多いところで叫べと思う。
もしくは自分で人を呼べ。
呼び込んでこい。

努力すべてが美しいと思わないが努力しないよりはしたほうがいいし、努力をしないやつに努力をしないほうがいいなどとしたり顔で言われれば努力してる気になっているやつは腹も立つだろうというような努力をしてみた。精一杯とか根性とかやりすぎるほど無駄な感じがして楽しい。

考えないより考えたほうがいいが考える気力がないときはどうすればいい。

気力と炭酸は抜けるものだ。気の抜けたジンジャーエールみたいな気分だ。

ジンジャーエールの気は「気」?気力でできてる?
気合が入った炭酸飲料。
ジョルトコーラがあれば今、飲みたい。

炭酸飲料が好きな人の気持を少し理解した気になった。
これはこれで気まずい。

気分を変えよう。

気分は変えるもの?変わるもの?

気力不足というと思い出すのはプリンセスメーカー

気もそぞろ。思考はさざなみのように波だって泡だって散っていくだけ。ばらばらになってちれぢれになっても、つなぎとめる針と糸はない。意図する間も無く滑り落ちる砂のような思念だけが部屋中散らばって散らかって蹴散らしてちらし寿司のようになっている。

ちらすのは盲腸だけでいい。

テンションが低いのと低血圧なのは違うのか。

テンションの低さをイメージするとき、私は中学校の頃に見た夢を思い出す。
それは深く暗く曇った空と海のグレーが同質でその狭間をスレスレになりながら飛んでいる。
時々、右足が海面を蹴るので少しあわてて気を引き締めるが、気にしだすとどんどんと体が沈んでいきやがては海の藻屑と消えるとそこには馬の大群がいななきながら待っている。ケルピーだ!
暴れれば暴れるほど溺れる。溺れきるとそこはバスの中で停留所で故障して止まる。
全身の力をこめる。

止まる。留まる。まるまる。躓く。

原因がわからないなら、名前をつけるといい。
言葉が救う。
言葉セラピー。
言葉は娯楽になり得る。
娯楽語。
救った先に極楽があるのか。

無意識の海を救って固めて言葉にする娯楽。
どこかに私が見つけなくてはならない言葉が待っている。
日常毎日言葉を探す冒険をしなくてはならない。

お姫様はたくさんいるのでお姫様でいっぱいになった牢屋にぶちこんでカテゴリーにわけて眺めてたのしめばいい。すべてのお姫様を探さなくてはいけない。目指せ!姫コンプリート100%!
集めた姫を救いにやってくる頭の悪い王子様を返り討ちにしなくてはならないので武器をそろえよう。ペンとか?キーボードだろう。

キーボードに火をつけて焼きたい。
ライターのガスで。
きれいだろうか。

鈍い鈍い日。
鈍いの呪いをかけられる日。
鈍感になっていたい。
研ぎ澄ましたくない。

重い疲労感さえも楽しみたい。

疲れたんだよ。

疲れる、という感覚を見つけられて良かったね。

そりゃあ、疲れるわ。そんなことばかりしていたら。

啓蟄だからだよと片付けられるそういう気分で気持ちが沈む。
沈んだ先には馬が嘶いている。
嘶いてる馬に蹴られてバカにならないように気をつけよう。

春が嫌いだ。

木の芽時は危ないというがこれがそういうことなのだろうか。

割れ鍋を頭からかぶってガンガンやってるふうな気がする。ガンガンやってガンガンいってる。ガンガンぐわんぐわんと頭がシェイクされて脳みそがぐちゃぐちゃになってカレーに入れて煮込んで食べて大量にプリオンを摂取してもんじゃ焼き文殊の知恵で高速増殖炉もんじゅに入れてかき回して肉コップンにしてしまいたい。
その肉コップンをもんじゃ焼きにして文字を描いて言葉を指し示そう。
何を書こうか。
「光」
と。
はじめに光があった。
望みがなければ、はじまらない。