吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

オタク・サブカル対一般人・その他の人

ごめんなさい…私は高校中退です…!
ってそれは置いて置いて、吉田インタビューの「好きなことがない人がいるよね。それが不思議なんだけど」と「オタク・サブカル対一般人・その他の人」の件。

http://d.hatena.ne.jp/pippi/20050814#1124029206
この本にしてもそうなんだけど、ネットでこの手の話になると、いつも「典型的なF1層」というか、特にオタクでもサブカルでもない大多数の女子からの視点ていうのが、スポーンと抜けてるのが気になってたんですよね。さとう珠緒発言への「信じられない!」みたいな反響の多さに、逆にびっくりしたり。あれ、ごく一般的な女子の意見だと思うよ…(私はあそこまで強気に出られません)。

同感。そうなんですよね。ただ、「一般人VSサブカル・オタク」だと、インタビューの終わったあとにも話したけど、まず、一般人はユリイカを手にとらないし(笑)明らかに興味がない!ということでまず、ありえないという切なさ。記事にしても書く事なさそう。ある意味、ケータイ族VSモヒカン族に通じる深い断絶が。

私は特に早くドロップアウトしたことが負い目になっているのと仕事でいわゆる典型的なF1層をターゲットにしていたので自分がいかにマイノリティであるかというのはひしひし感じる。もちろんそういった一般層をバカにしたり見下すというのははっきりってマイノリティならではのひがみでしかない(逆もしかりだ)、理解できないものへの無許容は無駄な争いを生むだけだ。人の信じている何かを否定して気持ちよくなったりするような趣味は持ち合わせてはいないのさ。そんなんしてるヒマがあったら、ネットでも巡回したほうが賢明。自分の好きなものがなくならないように行動したほうが自分にとって世界は鮮やかになる。

ネットを熱心にやってる人やユリイカを買う人というのははっきりいっていわゆる一般ではなくって例外なんですねー。ほとんどの人が検索するときにYahoo!を使ってて、googleなんて知らないし、ブログってよく訊くけど何?みたいな世界です。ましてやはてななど…。

なのですが、別企画でユリイカは「女子VS男子」的ジェンダーギャップ特集なものをやるといいのにと、今回のオタカル特集を読んだのとマイメロのアニメ見て思った。
今更、ジェンダーギャップ?ですが、多分、その今更感が重要です。男子はもっと女子の話に耳を傾ければきっとずっとモテると思う。モテ/非モテは相手のことを想像できるかできないかが鍵ですよ。わからないこと、想像できないことは訊けばいいのです!言葉は相手を理解するためにあるらしいよ。どうやら。