吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

辣韮の皮/阿部川キネコ

メモです。最近読んだマンガの中ではこの辣韮の皮というのが面白かった。いわゆる腐女子の作者が俯瞰して自分を分析しつつ、オタク文化を描いているところが良い。今までわかりにくくて、理解できなかったことがキャラクター化されているのもポイント高し。げんしけんとまた違ったディープな切り口でオモシロイです。個人的にウケたのが女の子がプロフィールを描いていて、自分で描いた自画像の枠外に「美化120%」と描いちゃうところとか…。こういう細かいネタはあればあるほど楽しい。100%理解はできないけど、笑えるのは何故だろう。知らないのに笑えるってのは客観視が入ってるからだろうなあー。

多分、新井理恵子先生の系譜だと思うがどうだろう。まだ1巻しか読んでないので、なんともいえないけど。