吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

健康診断に行って来た

 受付でもらった番号付きバッチを30秒後に紛失。ダメな大人ぶりを大発揮。情けなさにあわてつつも小袋の中にPSPと美味しんぼエロマンガを忍ばせ、へんなピンクの作務衣を着させられ、次々に診断。順番町に並んだ椅子で隣の人とまたもや服の紐を結ぶ部分が全然互い互いな自分に気付き、情けなさ倍増。切なさ倍増。あとはつつがなく終わり最大の難関、採決のお時間です。

 毎回毎回、血を抜くたびに「あら〜血管細いわね〜」と言われる私。今日も横にうつぶせにならされ、うなだれ、どんよりとし、顔面蒼白になりながら、病院の壁へ身体をひねった姿勢で右手を看護師が蹂躙されながら、去年のことを思い出す。去年は右手から血管が見当たらないと言われ、左手へ。左手からも血管はみつからないみつからないみつからないと言われみつからないけど刺しちゃえ☆的な能天気さでブッ刺された挙句、5分後に見事に内出血。左腕が痺れ、病院で「助けてください…」と病室にかけこみ、しばし、休ませてもらった。なんと無様な体たらくであろう。さて、今年も同じように、みつからないみつからないみつからないと言われトントントントン腕を叩かれ、右手をグーパーグーパーたまにチョキにしたりしながら、血管様の降臨を待つ。欠陥血管かよ。ああ、面倒だといわんばかりにむんずと、腕をつかまれ15回ほど消毒用アルコールを塗りたくられた直後、やっと挿入するも、耳元で看護師が「ごめんね…ごめんね…ごめんね…」とひぐらしのレナのように囁くので恐怖倍増。んで、今見たら、見事、5箇所も針の痕が…。もう、ヤダ。

 結局、再検査というガーンな結果。どうもここ1年服用している薬の副作用である臓器に異常な数値が…。怖いよー。でも、以前も2回同じように謎の数値が出て、数日で消えるというきまぐれな臓器なのであまり信用していません。とりあえず、薬はやめるか、軽いのにするか、医師に相談しなくちゃなあ。