吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

「薔薇生み薔薇愛で」にご来場ありがとうございました!

感想アンケートフォームができてます!よろしければ感想などお書きください。
http://www.amieko.com/enquete.html

追って、イベントの詳細などアップしたいと思います。出演者のみなさん、観に来てくださったみなさん。お会いできて、幸せでした。それから、終わったあといろいろと声をかけてくれた方。ほんとうに嬉しかったです。特に今回は女性のお客さんが声をかけてくれたのが嬉しかったです。

これからもイベントは続きます。今回の反省点を踏まえ、ますますパワーアップしていきます。次回もお楽しみに!

追記>未映子さんのブログで素敵な感想コメントありましたのでこちらも併せてご覧下さい。
http://www.mieko.jp/blog/2006/09/post_d51f.html

私は結局、性欲とかに対してあまりにも及び腰だというしょうもないことが発覚していましたが(笑)。他人の下ネタを訊くのは好きだし、照れることなく完成度の高い話を披露されるみんなスゲーカッコイイ!と思いました。私は自分から話すようなオモシロイネタを持ってない、そこが弱点らしいですよ。正直に白状すると私は柊あおいのマンガのような状態が一番、興奮する。結局、少女マンガ止まりという及び腰ぶり。だからどっちかというと性のネタとか振られるとあたふたするし、自分に性的な視線が向けられるとギョッとするんですよね…。というか、ほんとに怖い。こういう心理になる理由もはっきりあるけど、とりあえず今は書かない。思ったより自分がナイーブだというのが最近、わかった事実ですが、まあ、しょうがないよね。徐々に強くなるしかない。ネタならいくらでも振ってくれてかまわないんだけどガチで来られる、もしくは、そう感じてしまうようなかたちだと身の危険を感じる。だってそんなの全然、うれしくないし。自分の性が疎ましく感じるばかりです。女じゃなかったらこんな思いはしなかったのに!って感じるようなことは多々あります。

文化系女子で書いたけど私の理想は萩尾望都の『11人いる!』のフロルとか『天使な小生意気』のめぐたんなんだよなー。好きな人の前でだけ絶世の美女=性交可能になれるという現実では無理な設定(笑)。
そんなわけで、ふたなりでお馴染みのニ村ヒトシ監督(AV監督。観に来てくださいました)が私向けにAVを10本選んでくれるとおっしゃってくれたので期待しております。プロに選んでもらえる私は贅沢。観たあとは違う価値観になってるかもしれません。そういう自分に出合うのも楽しみ。自分の価値観は常に揺さぶられていたい。
エロマンガなら読めるのにAVとか観たことないんですよね…。
雨宮まみさん、ドルショック竹下さんは仕事上、避けて通れない話題でもあったので質問がそっち方面にも及びましたが、渡辺ペコさんの時は一切、そっちに流れず、創作の話題に終始していたのが印象的でした。あとで詳しいレポ書きますが、サルマンをチョイスするセンスなどイカしてます。

それぞれ、三者三様のあり方がそこで提示できたと思います。あなたじゃなくてはできないことをすでに見つけている3人です。そして、もちろん私と未映子さんも。

さて、その次は? 
そう、その次があるイベントです。これで終わりではありません。
我々の志は天よりも高く肥ゆるわけで、慢心せずに先に進むのです。
だから反省する。そして、いただいた楽しかったの感想に素直に感謝できるのです。

ありがとうございます。心から。

答えがあらかじめ用意されていてその答え合わせになるようなイベントにはしたくない。既知のものより未知のものを。新しい価値観がぶつかり合い、違うものが生まれたり、生まれなおしたり。ここではじめて出てくる何かが必ず「ある」と信じ、今、ここにいたから起こった奇跡、「現場」を大切にしたいと思っています。

ここから薔薇は生まれます。