吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

リビドーガールズおもしろそー

うわ!金巻さんも書いてるんじゃん!昨日のエントリーで名前が抜けてしまっていました…。
ごめんなさい。。。

http://d.hatena.ne.jp/anutpanna/20070302

八重子さんのサイト見て驚愕!!つーか、忙しくて本屋にいけんようー。買わねば!

モテなかった(と思い込んでいた)のに今、ようやく自分自身に着飾ることをジワジワと許せるようになった女性の、紆余曲折しながら辿ってきた心の変遷について語ったものだったと思います。

というか、こういう後ろめたさやコンプレックスがある人こそ真の意味での美人ですよ。屈折した美人ほどオソロシイ存在はないっすよ。村上かつらのサユリちゃんじゃないけど、女だからかわいいから美しいだけで愛されると思えるほどおめでたくない業の深さがないとな。人が羨むすべてを持っていてもなお、渇望してしまうというな…。そういう人の書く文章は狂気じみてて面白いもんなと、『ユリイカ』読みながら納得しました。

今思えば、美容院へ行ってヘアカタログのモデルを指差して「この髪型にしてクダサーイ!」と言うなんて、自分には許されない行為であるとか、到底同じになれるわけがないと世間様に後ろ指指されるような劣等感を覚えていたのは、実際誰かに言われてるわけではなく、自分の心の声でしかなかったというのに。

ある意味、この謙虚さって、欧米化の激しい現代の日本で失われた真の意味の大和撫子じゃね?

ちなみに自分はどうだったかというと、宝島の洗礼を受けていたので「社会がおかしい」と見下すことで自分のアイデンティティを確立するという、裏ワザを使ってました。さすがに今はそう思いませんが。セクシーを全面に出さないことで対等に話ができやすくするようにするワザを磨いたわけですが(見た目よりも内面重視だと印象付けるために)確かに、最近はあんまりそういうことも意識しなくても平気になったなー。まあ、いい世の中になりました。

今の自分が生きにくいと思ってる人に届くといいですね。大丈夫、こんなお姉さんたちもこんなんだったんだから!っていう。元気出るヨネ!←最近流行ってる。