吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

続きはWEBじゃなくて誌面で

 ということで最終回〜。ぱふぱふどんどんぱふどんどん。
 一人おつかれさま会を開きたいと思います。

 私は最終話&まなびストレート!物語とは、何だったのか、投げかけたものは?という論考を最終回終了後に書きなぐりました。締め切り当日最終回という奇跡&粘ったなあ今回は。他の感想サイトを見ると影響受けそうだったので先に書ききりましたが今のところ似た視点はなさそうなので安心しています。めでたく掲載されましたらまたここでご紹介します。今までのが宣伝だったのか!揉め事起こしてまで宣伝ウザ!っと思うかもしれませんが揉め事は起こしたんじゃなくって突っ込まれただけであって自らは起こしてないです。時系列に見ていただければわかりますが、自分から突っ込んだりはしなかったなあ。意外なことに。個人名を上げられて批判を受けたもののみ答えたつもりです。それも今となっては過剰だったかもしれないと反省もしています。やったことに後悔はしませんが、今後のために反省をしなければ人間進歩がありません。私などまだまだ未完の器ですから。ははは。
 ちなみに執筆の依頼は1ヶ月前にさかのぼるので最近のはてなまわりの過剰で感情的な批判はあとになってから。私が自分でなんかコントロールしたとかそういうのはないです。あったとしたら時代がそれを望んでいたのでしょう…。それか批判した人が実はほんとはまなび啓蒙信者でどんなかたちでもいいから広めたいと願っていたとか!?陰謀論

 というわけで、まなびの感想などは掲載誌が発売されるまでは何にも書かないと思いますし、原稿についての反論とかはウェブではやるつもりないです。今までどおり。もう、書いて完成しちゃったものを否定したり、そこ私が間違えました!とか書くのはかっこ悪いのであれはあれで完成です。誤字脱字とかのミスがあったら謝罪しますが。受け取り方の自由を委ねてます。そこまで完成させないと金はもらえません。しかし、時給に換算したら3円くらいだと思うけどもともと好きなものだと苦じゃなくていいですね。金じゃないと思うのはこういうときだ。

 個人的にはまなびストレート!をちゃんと全話、観た方と話してみたいなあ。どうすればいいんだろうか。チャットとか?

 最終回の感想が出揃ったころに私が「これは、オモシロイ!」と感じた感想、論考、評論なんでもいいんですが、ネットに書かれたすごい文章を紹介したいと思います。雑誌に絶望するのもわかるよ。これだけすごい原稿がネットで無料で読めるわけでしょ?そういうことを知っている読者は雑誌買わないもん。編集者はもっとネットから書き手を引っ張ってくるといいのにと思う。そういうお手伝いもできればいいなーと思ってます。今までもしていますけど、まだまだ自分が知らないことはいっぱいあるなーと思いました。世界が開けていく感じがした。
 まなびを書いた文章はほんと、オモシロイものが多くて、私今まで受け手に絶望がちだったけどそうじゃないちゃんと届くんだと希望を持ったなあ。そういう風な妙なテンションを引き出した意味でもまなび旋風は社会現象に…とかヌルイこと思ったりしました。似た反応としてはやっぱ、『ひぐらし』に近いけどあれは新しいフォーマット(ゲームだけど選択肢が一つ)を選択したから同じ手法でも受けいられやすかったと思う。一方『まなび』がやったのはアニメという固定ファン、もう、受け方の嗜み方法まで決まって作法どおりに作品を受け取らなきゃ、ルール守んなきゃ!っていうところに「ちょっと違うんじゃないの?」と切り込んだ無謀さがあって、まあ、批判も計算のうちだと思います。76点の平均点以上を狙わずに0点か100点狙って、できたものがテストの問いと全然関係ない答え…カレーの作り方ばかり書いてあるような、しかも、カレーの作り方でさえないようなレシピを独創的に作り上げちゃうようなもんだったと思います。思いっきりやったところもあるし、新人は走らせろとベテラン刑事の言葉を受けるかのよう、作画枚数がふつうのアニメの3倍とかで商品クオリティを保つので「文句ないでしょ?」って顔してるけどすっげぇ息切れしてそうな。一言で言えば「過剰」なんですよ。なんでそこまでやるの?なんでそんなことしてるの?無駄でしょう?っていいたくなるでしょ?でも、その答えは簡単なんです。「だってその方がオモシロイじゃん」。オモシロイからやってるですよ。苦労するほうが出来たときはるかにオモシロイんですよ。

 批判も感想も批評も考察も独り言も寝言もポエムも反応があったってことはそれだけ、影響を与えたってこった。また、影響を与えることを躊躇しなかった作品をよくぞ作ってくれたと制作にたずさわったすべての方、影響を受けてつい「行動」してしまった方に感謝したいと思います。こういうのが感動ってことなんでしょうね。感じて動く。動かす。そこまでセットで感動だ。