吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

毎日、必死すぎる!というか秋イベント大杉!!!

 もう、くたくたDEATH!!!!!!!!!まさかこんなに9月が忙しくなるとは。主に金にならんことばっかりやっておりますがいいのです。心は豊かです。隙間があれば全部ミニコミがらみのことをしてその合間に原稿そしてイベント行きまくりんぐです。
 昨日は六本木スーパーデラックスで開催されたパンティーレーベル主催のイベントに行って来ました。そして、今日はアップリンクマーケットで、レーベルサミットが行われます。行って来ます!

 先日書いたさきほど契約してるCDの流通業者の方とお話したのですが、いわゆるインディーズ系のCDがほんまに危機的状況に陥っているようです - 日日≒日キは、いろんなところで取り上げられたためすごいアクセスがありました。去年、企画していた『薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた』トークイベントでもさんざっぱら、受け手と作り手の関係について話してきて、もともと私が興味があったことですが、さらに、ここ数日、作り手とそれを広める人たち、そして受け手の人たちの話をしたり、聞いたりしているうちに、だいぶ頭の中が整理されてきました。

 危機感があるから、しょーがない。と諦めるのではなく、じゃあ、どうする?こうしよう!こうしたら良くなった!という、情報交換をしていくことで、シーンを活性化し、より多くの人がハッピーになれる方法を模索中←今ココ!という感じです。正解があるようなものじゃないので、すべてにおいて手探りなわけですが、一人一人がその立場で努力しているという状態が私はひじょうにうれしく、応援していかなければ、と改めて感じました。ニーズに合わせて良くするところは良くしていかなければ、衰退していくだけです。不平不満だけ言って何もしない人になったらそれこそ腐ってくるので誰も面白くないでしょう。あと、売れるの価値観より、オモシロイ!を価値観にしたほうが、長い目で見るといい気がやっぱりします。人と話していて特にそう思いました。

 火曜日にやった『座談会/自主出版と流通について』でも、大手ショップと個人ショップの棲み分け、ほんとうに欲しい人にちゃんと届くようにする努力をどれだけしているか、が聞けたのも収穫でした。やっぱりだだ草に消費されるだけのモノを作っていると、作ってる方もモチベーション下がる。そのモチベーションを下げないようにどうしていくか。情報はいくらでも調べようと思えば調べられる今。実物を探す手だてはいくらでもある。ほんとうに欲しいなら。自らの力で探していかなくてはならない。現状に不満があるなら(おもしろいものがないと感じるなら)探しに行かなくっちゃ。楽に受容させてもらえるとあぐらをかいてるといつまで経っても出合えない。自分にぴったりの何かに。
 だからこそ、どこにでも手に入るが、価値にはならない。むしろ、そこにしかないが、価値になっていく。というようなことを考えました。すごく好きになってくれる人にはその分のお返しがしたいし!という関係。それは慣れ合いではなく、信頼関係というのです。信頼関係を築いた上でしか、できないこと。そこから、発展していく大きな何かが私は見たい。誰かを信用したい。そして、それは受け手に絶望したくないという気持ち。

 今日のレーベルサミットではさらに、実践的な話が聞けそうなので楽しみです。なんせ、10年以上レーベルを運営し続けてきた生き証人が集まるわけですから、その苦労と変えてきたこと、変えなかったことというのは何なのか知りたいです。はじめることはほんとうに今、簡単だけど、続けることはほんとうに、難しい。だったら、その難しいを選びたいし、選んだ上で、どうしていくか。それは日々、ルールを更新し、より伸びやかにしなやかに臨機応変に向上していければと思います!

 あと、最近、つくづく感じるのが、何かを選ぶときに10年以上継続してきた、は信頼できる。継続に価値を見いだすと、けっこうはずれないと思います。だからこそ、今、やっている人に対して未来や将来を込みで応援していかなくては、続くモンも続かないので!!!!今、ココ、新しいのニューカーマーと、昔からのクラシックス両方をバランス良く意識的に見ていく癖をつけていくと、自分にぴったりなものを見つけやすくなると思います。まーこれも良くいう話ですが、即断せずに、良い悪いだけで切り捨てない、自分の判断を過信しない、人の意見に左右されすぎない、の3ないをバランス良く意識していくとかなり生活イキイキ。心わくわくと精神衛生上非常に良い感じになりますよ。経験と法則。