吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

正月惚け惚け惚け惚け惚け

 で、著しく生産効率、事務処理能力が下がってます。ビルの看板と実店舗の間違い探しをする夕暮れ。気がつくと、こどものもうそうBlog*1で知ったチェス入門βばかりやる始末。いままでまったく理解できなかったチェスのルールをはじめて覚えた2008年。エレガント!こんなオモシロイゲームだったなんて驚いた!という目の前の欲望に身を任せていては、まったく何も進みません。ゲームの世界で功徳を積んでも仕方なく。この紗がかかった頭を正月みたいな晴天に変えねばなりません。右目の奥が痛いような鈍痛で日のオレンジが眩しい。あ、文章書くの楽しいなあ。あまり気負わず書く訓練。右手のマウスばかりがぎしぎしさせてしまうばかりではありません。
 
 すっきりしない理由は2,3あって、一つ、気力が足りないからだ。
 その気力というのを考えるとすぐに『プリンセス・メーカー』のパラメーターを思い出す私はゲーム脳。サマードレスとか買って気力上げるのな。だったら私の気力を上げるのはなんだろう。って私は財布をイイカゲン買い換えたいと思い続けて早5年なんだけど、今の財布が自分の理想の最終形体なものだからそれを越すものがいない。そしてどんどん薄汚れていく。さらにどんどん壊れていく。1円玉やサービスカードが隙間から覗く。みっともない状態だがいたしかたない。ともいってられずちょっと真面目に探し出す。はたして見つかるのか。
 
 今、大変なことに気がついてしまった。この財布、11年使っている。忘れもしない1997年のGOK SOUNDの公開レコーディング時に吉祥寺の丸井のバーゲンで購入したものだった。そりゃあくたくただ。疲れただろう。私も疲れた。早く安らかにおやすみいただきたい。私のすべてを見てきたのか。お金は儲からなかったが。お金がなくて困った記憶もあまりない。なんとかギリギリ運良く資金運用してきた。ひもじい思いをした記憶もない。いや、あるか。まあ、それもいい思い出だ。
 
 できれば同じ型、同じメーカーの者が欲しい。小銭入れはがま口でなくちゃダメなのは中学2年からの決まり事なので、これだけは譲れない。
 
 おみくじは大吉だった。さあ、好きなことをしなさいと。好きなことをしていいと甘い誘惑。苦難は去年に捨ててきた。無理をすれば体に祟る。だるまの目玉を黒く塗る日はいつだろう。右の脳の頭蓋を『寄生獣』のミギーみたいに刳り抜きたいほど、鈍く痛い。
 
 この罰は甘い。
 甘い不安に甘んじるのは、すこしも狡くない。