吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

ルネッサンス情熱

 ハァ〜特に理由はないけど体調良いと楽しいなあ〜。やっぱ野菜と玄米食べた方が体調いいや。いっそビーガンになるべきだろうか。悩むな。平日は外食する気がおきません。滋味、酸っぱい、苦い、塩、噛み応え、自然な甘み…を求めるわけですよ。しかし、これだけ気をつけるとその分、体調が変わるということがわかってきてから、健康道の楽しさに気がつきましたよ。君は人生の半分も楽しんでいない。19歳前後の頃、健康狂いだったんですがあのときはもともと健康だったので、体調の変化が感じられず、次第に飽きちゃったんだよね。その頃に得た知識があるので基礎的な健康に関する情報は網羅していて、即座に頭の引き出しからアロマテラピーだのハーブだのが駄々漏れる仕様になっているので自分、ちょう便利。健康知識の基礎体力があったのに使わないなんてもったいねえ。
 
 10年も死蔵していた書物などを紐解いてみると、いろいろ発見あり、面白い。寝る前にダラ見するんですけど、楽しいよ。あのころはすべて網羅しなくては駄目だと思ってたけど、一通り試してたことあるので、今は必要なモノだけ購入するように。アロマテラピーなんかは気に入った匂いでリフレッシュとリラックス2個持ってりゃ充分。ラベンダーの匂いが子供の頃から猛烈に好きなのでリラックスしまくりですよ。リフレッシュ用にはブレンドのオイルを使ってますが、基本、ミントとフェンネルが入ってればOKです。なんでもそうだけど、自分で選択する、ってところまで行くまでには、数たくさん経験してみないとわかんないですよね。自分に合う、合わないってのは。
 
 今日は昼にビーガンのナチュラルレストランでランチしたんだけどぉ(丸の内OL風)、柘榴シロップで和えたっぽいカブのサラダが異様にうまくて驚いた。どうやって作ってるのか想像できない。なんかわかんないけど、フェンネルの味がするという。あれをなんとか再現できないだろうか。リコッタチーズときゅうりとメロン!メロンって、その発想なかったわー。これがまた、合うので驚いた。まだ、知らないことがありますねー。エスニックとかはもうだいたい想像できるくらいになってるけど、こっちの世界はまだ知らないことだらけだ。10年前だとナチュラルレストランガイドっていう本を片手にいろいろ食べてたんだけど、自然食の店って不味いとこが多いんだよね。素材そのもの良さだから変な手加えないわ系だったり、出汁の味だけみたいな、ぬっるーい料理が多いんよ(クッキング・パパの方言)。結局、料理のうまさが格段にあがる素人からプロの境界線ってのはね、「塩のふり」と「砂糖使い」だと思うんだよね。塩のふりが甘いレストランは味がぼんやりしていて、決め手に欠けるわけですよ。うまみがない料理は砂糖が入ってないんですよ! しかし、どちらもちょっと間違えると(特に砂糖)取り返しのつかないことになりがちな、凶器のような調味料。ハーブとかスパイスとかはある程度おおざっぱにやってもそんなに問題が起こることはないですけど、塩、砂糖はヤバイ。そこで、ナチュラルレストランなんかだと醤油だの味噌だのはちみつで自然な甘みだのに逃げるわけですよ。確かにその素朴な味もほっとするよ!?でもさ、違うんだよ、こっちは金払ってんだから、ビっとしたもん出せ。自分で作れるもんなんか金だして喰いたくないんじゃボケ。とか思うんだよね。
 
 塩=塩分=病気
 砂糖=糖分=病気
 
 の法則が頭かすめるわけじゃないですか。健康志向だとこの2つが退けられがちなんだけど、それはまてよ、と。私も20代の頃はテクニックがなかったので、出汁とかスパイスに逃げてたよ! けどな、それは弱さ、自信のなさからきてんだよ!(なぜか、自分に説教モードに…)。今は、ふれるね、塩。躊躇なく入れるね、砂糖。だいたい、スーパーで売ってる野菜って味ねえんだよ! 高いの買わないと、おいしくないんだよ! そこで、砂糖ですよ。何もがんがん入れりゃあいいってもんじゃないけどね。全体の味のバランスなんだよね。酸味、塩味、旨味、甘味。これらが渾然一体となって織りなすハーモニー。さらに、食べたときの歯ごたえ。おまえがいなきゃ成立しないぜというお互いがお互いを求めるパッション。無理なくそれが引き出された時、昇天ですよ。ええ。
 
 食事って奇跡も感動も味わえるんですよ。食い物ってわかりやすいじゃん。美術とか音楽とかってハードル高いじゃん。そこで、料理ですよ!奥さん。料理って楽しいんですよーっ!!
 
 って、要は最近、再発見したおもしろさ『クッキングパパ』の影響です。うまいぞ!パパ最高〜!けっきょくなんでも何かするときにマンガの影響があるという私はどうすればいいのでしょうか…。どうもしません。邁進するのみ。