吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

お、終わった〜。

 ここ数日、必死でやってた原稿がやっと終わった。昨日のライブとイベント以外、そればっかりやってたからな〜。有言実行じゃないとかっこ悪いので受け手2.0的な何かとはなんなのかということを指し示すような批評の新しいかたちを提示しようと挑戦している姿がわかってもらえるように。その上で読んだとき原稿として面白くしようという工夫をいろいろしてみた。これも今までトークやったりいろいろした成果だと思うので、今までいろいろやって良かったな。人生、無駄打ちなしだね。

 とはいえ、ちょっと変わったやり方で原稿作ったので結局、いつもの3倍は時間かかった。まあ、一度やればノウハウは次にも活かせるので、次はもっと楽にできると思うが。あと、資料を観る時間がそうとうかかったね。まあ、楽しかったし、観ないとわからない部分が多いので、知らないで断言して恥をかくことだけはしたくないし、断言しないで曖昧な言葉を使うのもダサいし、読んでいてもたつくので嫌いなんだよな。なるべくはっきり、きっぱり、くっきり、書きたい。かといって、これが正解ですという答え合わせに対する強烈な拒否反応はあるわけで、そこには鮮やかさを持たせたい。そのためには、何を、どう語るのか、が大切で、対象を選んだ時点で、決まる。どうしても、現在はわかりやすい答えが一つきりなものが好かれる傾向があるんだけど、それだけじゃつまらんということは言いたい。やっぱり効果を期待して、それと見合う対価しかないものよりも、博打を打ちたいもんじゃない。じゃないと面白くない。潔癖なものは嫌なんだよね。つうか、飽きたんだよ。今は複雑で一筋縄でいかなくて矛盾していて整合性が取れてないものが愛おしいな。それはフィクションだからできることだ。今月は書いた〜!と思えるような原稿を書けてるので良い感じだ。さあ、そろそろユリイカのマンガ批評に手をつけるか…。今回、せっかく会社辞めたんだからめいいっぱい時間使って、調べて、贅沢に書くぞ…。それが終わったら文学フリマで売るやつの製本して、また、続きを書いて、終わったら、長編に手をつけたい。長いの書いたことないから、どれくらいのものをどれくらいで自分が書けるか知りたいんだよな。まだ、ぜんぜん自分の理想とは程遠いし、遅いし、もっと、巧くて、潔くて、美しくなれるし、なりたい。なるためには必死で今出来ることをコツコツやっていかなきゃなんないわけだけど、逆に言えばコツコツ丁寧に仕事してればなんとかなる!という話もある。あとなるべく、人に仕事ふりたい。周りの人がどういうのができるのか知りたいし、得意分野でそれぞれが頑張っていてもらえるとありがたい。

 受け手としての感受性を磨くことが創作の手がかりになると信じてるし、求められるなら今までと同じものを創り続けてことも大切だけど、やっぱり違うことに挑戦していく勇気は持っていたいな。このへんはバランスとっていきたいですね。ぜんぶ、繋がってるからなー自分というプラットフォームで。うわーしかし、こんなんだったから最近、ぜんぜんマンガ読んでいないや。あと、小説もいっぱい読みたくなってきたんだよな。やっぱ、読めないとか言ってちゃダメだよね。一方で資料も読まなきゃなんだよな。うわー人生短い。やっぱり目の前のことをコツコツやって…ループ。いきなり、万里の長城ってわけにもいかないし、そんなのできたら夢だと思って信じられないもんな。苦労はしたいよ。努力しないと自信なんてもてないもん。かといって、すべての人間に努力を強いる権利はないわけで、そういう影響力がないってのがいいよね。そんな力はいりません。自分は好きで苦労とか努力とかしてます。何にもなくて、幸せを甘受できることができないから。幸せで当たり前とか、与えられて当たり前とか、どうしても思えない。それは自分が尊敬してる創り手がそうだからなんだけど。自分も尊敬まではいかなくても、せめてあの人かっこいいよね。って思われるような人間になりたいものです。せめて理想くらいは高く持ちたいよ。健康になってきたら、気持ちもわりと気楽になったよ。やっぱ、健康って大事だよな。精神的にしんどい人はまず、体を治すことに対して積極的になってそれから、徐々にいろいろするといいよ。と、自己の体験を元に知らせします。長くやってきたいんで、がんばりすぎずにがんばりたいものだ。つーか、めちゃくちゃふつーのこと書いてるな。なに、この凡庸さ。逆に驚くは、自分。でも、根っこのところっていたってふつーだったりするほうが無駄がない気がするよ。