http://d.hatena.ne.jp/ariaketosa/20080508
土佐有明WORKS 1999-2008
99年〜08年に『ミュージック・マガジン』『スタジオボイス』『リミックス』『サイゾー』等々の音楽誌・カルチャー誌に発表した原稿、およびCDのライナーノーツから、極私的な視点で記事を無理矢理厳選(?)し、一冊に濃縮。
CDレビュー、インタビュー、コラム、ライナー、アニメ評、劇評、書評、映画評、オタク論まで、25万字を超える濃密なコンテンツを84ページに半ば無理矢理圧縮。デザインはCoa Graphicsの藤枝憲氏に無理矢理お願いした。
さらにはボーナストラックとして、新作『顔よ』が素晴らしかった劇団・ポツドールについて、音楽家/文筆家の吉田アミと数日間に渡って無理矢理語りおろした1万字対談を収録。ホームページからの通販の他、一部の書店でも入手可。税込価格1000円ポッキリで無理矢理販売の予定。■はじめに
■年間ベスト・アルバム一覧 1999年年〜2007年
■コラム
「僕たち、ハルカリ依存症候群」
ハルカリ「ストロベリーチップス」プレスリリース
『時をかける少女』(アニメ版)を読み解く
「NHKはオタクにやさしい!?」
「日本のヒップホップは何をラップしてきたのか?」■CDレビュー(ロック)
ポリシックス『6−D AND LIVE IN JAPAN』『BGV』
ROVO『PYRAMID』
鳥肌実『鳥肌黙示録』
リトル・クリーチャーズ『フューチャー・ショッキング・ピンク』
椎名林檎『加爾基 精液 栗ノ花』
東京事変『教育』
東京事変『娯楽(ヴァラエティ)』
カーネーション『SUPER ZOO!』
ハナレグミ『帰ってから歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。』
くるり『NIKKI』
バッファロー・ドーター『ユーフォリカ』
サンボマスター『僕と君のすべてをロックンロールと呼べ』
二階堂和美『二階堂和美のアルバム』
浜田真理子『昼も夜も』
曽我部恵一『ラブシティ』
UA『Golden green』
スピッツ『さざなみCD』
電気グルーヴ『J-POP』
ソニック・ユース『ソニック・ナース』
ソニック・ユース『ラザー・リップト』
マーキュリー・レヴ『ザ・シークレット・マイグレーション』■インタビュー
ECD(『SEASON OFF』プレスリリース用)
渚にて インタビュー
あぶらだこ インタビュー
カーネーション インタビュー(シングル連続3枚リリース時)
カーネーション インタビュー(『SUPER ZOO!』リリース時)
キセル インタビュー
Ohana インタビュー
コーネリアス インタビュー(『POINT』リリース時)
コーネリアス インタビュー(『SENSUOUS』リリース時)
コーネリアス インタビュー(DVD2作品リリース時)■アーティスト・ヒストリー
フリッパーズ・ギター
アズテック・カメラ
CAN■ジャズ/フリー・インプロヴィゼーション
大友良英
不破大輔(渋さ知らズ)
藤井郷子
東京ザヴィヌルバッハ
内橋和久
今堀恒雄
梅津和時
水谷浩章
鈴木正人
八木美知依
sim
ジム・オルーク,坂田明
内橋和久
鈴木正人
「独演の美学」
日本のジャズ 自薦ディスクガイド
『AA』映画評
劇団太陽族『ラストデイト』劇評
レーベル紹介 ジャズランド
レーベル紹介 ブルー・シリーズ(サースティー・イアー)
レーベル紹介 ブルーノート
ジャズのウラ名盤10枚 自薦ディスクガイド
「編集される即興」
「レベル・ミュージック・ジャンボリー」アンケート回答■ジャム・バンドとそのルーツ
ジャム・バンド・シーン概論
エルメート・パスコアル インタビュー
マーシャル・アレン(サン・ラー・アーケストラ) インタビュー
ルーツ・オブ・ジャムバンド ディスクガイド
フィッシュ インタビュー
「グレイトフル・デッドを知っていますか?」■ライナーノーツ
棗(なつめ)『マラケシの花』
HiM『Many in High Placed Are Not Well』
カーキ・キング『アンティル・ウィー・フェルト・レッド』
モーターサイコ『ファナロタイム』
DJスプーキー『ダブトメトリー』
DJスプーキー『セレスティアル・メカニックス』
DJスプーキーVSデイヴ・ロンバード
ハビエラ・メナ『エスケマス・フベニレス』
セックス・モブ『ダイム・グラインド・パレス』
ストーン・アライアンス『ライヴ・イン・ブエノスアイレス』■アルゼンチン音楽
フアナ・モリーナ『ソン』ライナー
フアナ・モリーナ インタビュー
フェルナンド・カブサッキ『6.1』ライナー
フェルナンド・カブサッキ『7+8』ライナー
アレハンドロ・フラノフ『カーリ』ライナー
モノ・フォンタナ インタビュー
フロレンシア・ルイス『セントロ+クエルポ』
リリアナ・エレーロ インタビュー
フェルナンド・サマレア インタビュー
『トロピカリズモ・アルヘンティーノ』紹介原稿■劇評、書評、映画評etc..
07度舞台 自薦ベスト×4
(シベリア少女鉄道、ミニクヤナイハラ、珍しいキノコ舞踏団、ポツドール)
五反田団『さようなら僕の小さな名声』劇評
毛皮族『おこめ』劇評
劇団、本谷有希子『ファイナルファンタジックスーパーノーフラット』劇評
劇団、本谷有希子『偏路』劇評
本谷有希子インタビュー(『スタジオボイス』)
本谷有希子インタビュー(『TOKION』)
拝啓 本谷有希子さま
本谷有希子『ほんたにちゃん』書評
吉田アミ『サマースプリング』書評
岡田斗司夫×唐沢俊一『オタク論』書評
『Blue』映画評
『うつ依存症の女』映画評
『日が暮れても彼女と歩いてた』映画評
加藤千恵(歌人、小説家) インタビュー■おわりに
加藤千恵 インタビュー後日談
プロフィール
はいはい〜注目! 濃縮文化系男子!土佐有明の10年に及ぶヒストリーが1冊に詰まったお! まさか、私もエクス・ポで人生相談してるときはこんなことに巻き込まれる羽目になるとは思っていませんでしたが! ととぼけてもしょうがないですが、内容は見てのとおりの超豪華さ。対象に対する愛情が過剰になってわけわかんなくなってるエキセントリックでおっとっとな一面も魅力ですが、それだけに騙されていてはなりません。丁寧なインタビュー&レビューは定評があります。何気にデザインも豪華で…。
私はここで土佐有明氏とともにポツドールについて語りおろしております。今回、一緒に作ってつくづくわかりましたが、土佐さんはめちゃくちゃ基礎能力が高いです。私は基本、テキトーにアイディアだけを述べて指図していただけだったんですが、すべてパーフェクトに拾っていただきました。稀有な才能です。お互いできない部分を補ったかたちになりました。ポツドールという劇団は評論とあまりにも食い合わせが悪い劇団なのですが、そこを敢えて語るためにはどういった方法が有効か?を考えて今回のような対談形式になりました。参考にはさくらももこの『健康手帖』だったとかないとか!? 過剰に、無駄に、時には駆け出しすぎちゃう。ちょっと恥ずかしくって、でも、なんだか熱くって、っていうか、暑苦しくって、でも、どっかキラキラで、ああ、でも、この感覚知ってる。この熱気、知ってる。って思っていただければこれ幸いです。私が。