吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

シルバーウィークに一気に読もう!『マンガ漂流者(ドリフター)』6〜15回分を一気に読んでみよう!

http://www.webdice.jp/dice/series/15/

今週は更新がないのでこれまでの『まんドリ』まとめパート2。まあまあ、昼からビールでも飲みながら読んでくだちい。

鈴木志保

第6回:「象徴」と「暗喩」を描くマンガ家・鈴木志保【前編】
今年5月に新刊『薔薇のかたちのシ』を発売した鈴木志保に焦点をあて、今回も吉田アミの大航海がはじまる!まずは、90年代初頭の時代背景と共に鈴木志保のルーツを辿る。
http://www.webdice.jp/dice/detail/1635/

第7回:「象徴」と「暗喩」を描くマンガ家・鈴木志保【中編】
90年代の少女・女性マンガ誌についてなら単行本1冊分くらい書けそう」という吉田アミ。今回は「月刊ぶ〜け」の創刊から鈴木志保がデビューするまでの歴史を辿る!
http://www.webdice.jp/dice/detail/1651/

第8回:「象徴」と「暗喩」を描くマンガ家・鈴木志保【後編】
前・中・後編にわたって鈴木志保吉田アミが大検証。最終章の今回は、代表作『船を建てる』をめぐる考察。7/7に最新作『薔薇のかたちのシ』の発売記念イベント開催!
http://www.webdice.jp/dice/detail/1673/

【感想】
実は去年から時間があるときにやっていた90年代女性誌調べ。女性誌と少女マンガ誌の中間的存在だった「ぶ〜け」についてもまとめられて感無量。やっと連載のイメージが固まってきたのだが、1回の更新が長すぎる!という反省をしたのでした。音版『薔薇のかたちのシ』にも参加してますが音源作ってるときはこんなことになるとは思いもよりませんでした。ははは。

鳩山郁子

第9回:真実から眼を背けることで想像力を掻き立てるマンガ家・鳩山郁子 vol.1
http://www.webdice.jp/dice/detail/1688/

「少年」という器官を通して、幻想的な世界を築きあげる鳩山郁子。代表作『カストラチュラ』を例に上げ、難解とされる鳩山作品の読み解き方を伝授します!

第10回:真実から眼を背けることで想像力を掻き立てるマンガ家・鳩山郁子 vol.2
http://www.webdice.jp/dice/detail/1532/

87年「ガロ」でデビューする以前に、鳩山郁子が投稿していた耽美派雑誌「JUNE」とは?鳩山の初期作品から作風の変化を検証する。

第11回:真実から眼を背けることで想像力を掻き立てるマンガ家・鳩山郁子 vol.3
http://www.webdice.jp/dice/detail/1735/

なぜ、鳩山郁子の作品は「少女マンガ」的ではないのか。影響を受けたマンガ家などから検証する。

第12回:真実から眼を背けることで想像力を掻き立てるマンガ家・鳩山郁子 vol.4
http://www.webdice.jp/dice/detail/1751/

鳩山郁子が影響を受けニューウェーブ作家の「ニューウェーブ」とはそもそも何か?しかも鳩山とペヨトル工房の印象が一致する!?

第13回:真実から眼を背けることで想像力を掻き立てるマンガ家・鳩山郁子 vol.5
http://www.webdice.jp/dice/detail/1770/

鳩山が影響を受けたのは、マンガ「以外」からだった――鳩山作品とペヨトル工房の共通点を検証する。

第14回:真実から眼を背けることで想像力を掻き立てるマンガ家・鳩山郁子 vol.6
http://www.webdice.jp/dice/detail/1795/

時代背景を含めてじっくりと検証してきた鳩山郁子シリーズ連載、ついに次週はフィナーレ!(を迎えるはず)。

第15回:真実から眼を背けることで想像力を掻き立てるマンガ家・鳩山郁子 vol.7
http://www.webdice.jp/dice/detail/1820/

今回で鳩山郁子シリーズ最終回。鳩山が描く「少年」とは一体、何者なのか?鳩山作品の核心をつく!

【感想】
ハルヒのアニメと同時期にはじまったエンドレスエイト鳩山郁子編。夏の駆け去る音を聞いたとこで終ります。これも連載中に不思議な偶然が度重なり、「シンクロニシティや〜」とか思いました。『夜想』や『銀星倶楽部』などマンガの歴史、研究の中では無視されがちないわゆるサブカル系のマンガやニューウェーブについても。懐かしかった人も多かったみたい。


とまー、こんな感じで書き進めております。現在はタナカカツキ編が5回まで公開されております。興味を持った方は http://www.webdice.jp/dice/series/15/ からどうぞ!

28日には渋谷のブレインズでマンガ授業もやりますのでこちらもよろしくお願いします。ではでは、よい休日を。