吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

第21回:マンガ家らしくないマンガ家・タナカカツキの仕事vol.6

http://www.webdice.jp/dice/detail/1943/

いよいよ『バカドリル』の話から掲載誌「GOMES」と同じくパルコが出版していた「ビックリハウス」の影響、80年〜のお笑いブーム、不条理マンガ、果ては岡田斗司夫の「オタク学入門」まで……言及しています〜。

まー90年代はサブカルが元気だったっていうのと、もともとサブカルっていうのは「新しいものをいち早く評価する」「権威とか関係なく」「何でも肯定」っていうのがサブカルの本質なので多様性を願うならサブカルは批判されないはずなんですがあまりに90年代に流行しすぎちゃった反動で00年代以降、今にいたるまでなんだか「ダサい」「カッコつけてる」「中身がない」「クオリティが低い」「広く浅いだけ」などというよくないイメージ。でも、00年代からはじまったと思われるブームも90年代にすでにあり、もっといえば80年代に萌芽があるねーという話。懐かしい人も知らない人もまあ、読んでみてちょーだい。