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吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

毎日新聞の「今週の本棚・この人この3冊」に大島弓子からベスト3冊を紹介しました

お知らせ

http://mainichi.jp/enta/book/news/20100718ddm015070011000c.html

7月18日に発行された毎日新聞の「今週の本棚・この人この3冊」のコーナーに大島弓子からベスト3冊を紹介しました。文章はWebでも読めます。

が、紙面では、なんと!和田誠先生が似顔絵を描いてくれているのです!スペシャルすぎる!!!大島弓子先生と私がグーグーと井の頭公園(かつて大島弓子先生が住んでいたマンション)を背景に差し向かいって描かれているという……。まったく、似てないんですが(笑)。それも含めて、めちゃめちゃうれしい仕事でした。

しかし、大島弓子で3冊って、絞れないッ!予想以上に原稿に時間がかかりました。なので、知らない人がこのコラムを読んで、いきなり手にとっても「大島弓子ヤベー!パネェ!」と思えるものをセレクトしてみました。

初心者向けならほんとうは「毎日が夏休み」とか「恋はニュートンのリンゴ」など、『ASUKA』角川時代の作品がお奨めなんですが、わかりやすすぎるので若干、硬派に攻めてみました。大島ファンにはなるほど!ニヤリというセレクトでもあります。

大島弓子文脈を知らない人にいきなり「バナナブレッドのプディング」を奨めるのはハードルが高すぎる。どうしても有名な作品なので、これを「バナナブレッド〜」を奨める人が多いんですが、これはは鬼門ですよ。時代性、作家の特徴を考慮したうえで、読まないと「?」マークが浮かぶばかり。そして、英単語のドリルのように「わからないからもういい」と二度と手に取らないという危険をはらんでおります。逆に、これをはじめに読んで、ピン!ときたひとは大島弓子耐性を持った人だと思うので、どれ読んでも面白いかも。ある意味、リトマス試験紙みたいなものです。大島弓子エッセンスの凝縮しまくった猛毒なのが「バナナブレッド〜」の正体だと思ってます。現時点では。これからも、大島弓子研究は地味にライフワークとして、続けていきたいと思ってます。

そんな大島先生の近況なのですが『本の旅人』で連載されている「グーグーだって猫である」の休載が続いていて心配です。

来月、8月31日は大島先生の誕生日でもあります。毎日、暑いですが大島先生にとって、8月は特別な月。8月に生まれた子供が幸せでありますように。