吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

ユリイカ2010年11月号 特集=猫 この愛らしくも不可思議な隣人に寄稿しました

特集*猫 この愛らしくも不可思議な隣人

【対談】
猫と暮らすこと、運命を愛すること 選べないものを選ぶ / 角田光代×西加奈子

【猫と暮らせば】
猫の平和 / 安部譲二
松太郎とつぶ子 / 井上荒野
兄弟としての猫 / 町田康
君の愛が身に染みて / 室井滋
選ばれし者になりたい / 松田青子
チロは恋人 / 荒木経惟
命の空を眺める / 豊崎由美
「きみはここで死ぬんだよ」 / 中島さなえ
あーぺっぺん / 朝吹真理子

【マンガに生きる猫】
猫よ猫よ猫よ / いがらしみきお
少女漫画は猫の顔 / 松苗あけみ
モル / やまだないと
拝啓、お母さま / ほしよりこ
ある朝のくるねこ / くるねこ大和
ヌコに纏(まつ)わるスピな2、3のこと。 / D[di:]
猫を飼う / 島田虎之介
ただネコを見てるだけ / 大庭賢哉

【犬は散文、猫は詩――intermezzo】
昼寝による永遠 / 福永信

【猫のスケルツォ
猫の目の画家 / 池内紀
ブーバーに逆らって / 松浦寿輝
猫と私 あるいはなぜ猫は二次元に対抗できる唯一の三次元なのか / 斎藤環
猫と電送機 / 春日武彦
ネコと科学と国家 / 竹内薫
シュレディンガーは嫌いだアーノルドの話をしよう / 円城塔

【アンソロジー】
〜文藝CATLIKE――しっぽより短いアンソロジーの試み〜 / 選=千野帽子
   「トバモリー / サキ (訳=中西秀男)
   「お富の貞操」 / 芥川龍之介
   「子猫」 / 寺田寅彦
   「猫の意見から」 / カレル・チャペック (訳=飯島周)
   「猫」 / カレル・チャペック (訳=飯島周)
   「新しい家族」 / 大佛次郎
   「猫が口を利いた」 / 内田百輭
   「長谷川潾二郎 「猫」 」 / 洲之内徹
   「机の上」 / 阿部昭
   「猫と暮らす12の苦労」 / 金井美恵子

【猫のいる作品集】
しっぽをページに戻す60の方法。 文学のなかの猫たち / 千野帽子
ほんとうに読んでいただきたい猫マンガ・ガイド / 吉田アミ
100万匹のねことともに 絵本のなかの猫たち / 寺村摩耶
フレームをすり抜ける間際で 映画のなかの猫たち / 三浦哲哉
ネコ充になるための猫動画ガイド三〇 / 金田淳子

【猫のしっぽが見えるとき】
夢にやわらかい毛がはえる / 早川茉莉
猫と私の距離のこと / 浅生ハルミン

ユリイカ11月号特集*猫に「猫マンガ・ガイド」を寄稿しました。「綿の国星」「性悪猫」といった定番ものから、セツコ・ヤマダの「猫語辞典」、とみさわ千夏「P女子寮のネコである」、施川ユウキ「森のテグー」まで……。とりあえず、これを機に原田智子にも触れられたので感無量です。