吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

ミニスキュル・シングス(立川貴一 + 吉田アミ)と大谷能生 『サマースプリング』愛知県芸術劇場版

サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2020

「コンサート」ではこぼれ落ちてしまうような多様な音の作品や、台詞・映像・身体表現を伴う作品など、ひとくくりにはできない新たな音のパフォーマンスを一挙に紹介する場、「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム」。ゲストアーティストの2組に加えて、公募から選ばれたアーティスト3組が登場します。今回のテーマは、「音が描く時間」。はじまりから終わりに向かう時間を、観客にどのように体験させるのか。テクニカルな斬新さだけを披露するのではない、通常の演奏では体験できない、多様な音が描く時間に着目したパフォーマンスが集まりました。このプラットフォームでの出会い、衝撃が、 新しいアウトプットへとつながることを期待しています。

 

https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000178.html#000178

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公演日時 2020年2月23日(日) 14:00開演
会 場 愛知県芸術劇場 小ホール
出演者

<ゲストアーティスト>

正直

『養生テープを「再生」する』

モーターや養生テープ、磁気テープを使い、テープを”巻き取る”、 ”巻き戻す”などの行為を通じて、多様な音を生じさせるパフォーマンスを行う。
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ミニスキュル・シングス(立川貴一 + 吉田アミ)と大谷能生

『サマースプリング』愛知県芸術劇場

2007年に出版された、即興演奏家吉田アミの自伝的小説『サマースプリング』(太田出版)を、作者自身が2019年4月に舞台化。平成元年、中学一年生の吉田が体験した「地獄」に対して、2019年現在からその場に相応しい光と音、嘘のない言葉と身体を探った話題作。今回は、その演劇からエッセンスを取り出し、サウンドパフォーマンスにフィーチャーした愛知県芸術劇場版を上演。

出演・演出・照明・音響:立川貴一、吉田アミ
出演・音楽・演奏:大谷能生
yoshidaami.jpg(C)前澤秀登

<公募アーティスト>

みあいっこ

『布団』

音楽のドローイングをきっかけに集まった東京藝術大学在学の3人組。昼夜逆転、遅寝遅起きなど現代の若者には当たり前になっている日常の、人間が生きている中で自然に作り出してしまう「リズム」を表現するパフォーマンス。

日々《変容の対象》アンサンブル

『日々《変容の対象》8月』

前田真二郎による映像作品『日々“hibi”AUG』と、福島諭と濱地潤一が共同作曲した《変容の対象》のコラボレーションであり、ピアノとサクソフォンとリアルタイム映像送出のアンサンブル作品。2009年から19年までの11年間に渡る「8月の日々」。
ピアノ:山内敦子、サクソフォン:木村佳、映像送出:森田了(企画:IAMAS タイムベースドメディア・プロジェクト)

CORONA

『自然―無限』

インドネシア伝統芸能ワヤンの使い手ANANTO WICAKSONO、液体を化学反応させるパフォーマーeyekotanabe、音響の山本雅史によるグループ。物語を展開する伝統的なワヤンの影絵、リアルタイムで合成した液体の映像、そして音が、それぞれ個別の時間軸で描く一つのストーリー。

募集期間:2019年8月1日(木)~10月1日(火) ※募集は終了しました。
出演者募集ページはこちら

チケット料金

<当日券のみ>
一般 2,500円 U251,000円

高校生以下無料(要予約)

 申込先:event@aaf.or.jp TEL 052-971-5609(10:00-18:00)

※ U25は公演日に25歳以下対象(要証明書)
※ やむを得ない事情により内容、出演者が変更になる場合があります。

主 催 愛知県芸術劇場
助 成  文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会