吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

自分の血肉を笑うやつは バカだ

俺はさぁ 好きだった人を落とすのは 信じらんない 好きだった作品 好きだった絵 好きだった本 模型 アニメの動きや 色 音楽や 興奮した子供の頃からの思い出 熱くなった想い わくわくした気持ち あの思い出達は もう自分の中に 深く入り込んで 血肉となって…

「いつもいつも、明日には、もっといいことがあるような気がしてならんの。」

「これから、なんかもといいことがあるような気がするの。いつもいつも、明日には、もっといいことがあるような気がしてならんの。」なぜですか? とお伺いすると「根拠なんかないんですよ」と、その大柄な体をゆっくりと揺すりながら、おおらかな笑い声をあ…

芸術とは眼に見えないものを、見えるようにするものだ

(パウル・クレー)

人間はみんな「昔」を背負って、「今」を生きなきゃなんないんなら、この世は幸せになっちゃダメな人間だらけじゃないかァ!!

からくりサーカス(43)/藤田和日郎

音は私たちの感性の受容度に応じて、豊かにも貧しくもなる。

私は音を使って作曲するのではない。私は音と協同するのだ。武満徹『武満徹の世界』より

みなさんの「当り前」だと思いこんでいることの中に、「全然当り前じゃない」ことがまざっているかもしれません。

「何をいまさら」『3年の学習』読者のみんなへの「メッセージ」。 /ナンシー関 より

私は何かを待っているより、旅に出たいと思った

‘”一億火の玉”が叫ばれていたころのことで、自分で自分の運命を動かしてゆくことができなかった、いつも何かに追われているようであり、いつも何かを待っているようでもあった。……私は何かを待っているより、旅に出たいと思った 写真家・濱谷浩/写真の歴史…

天皇ときくとなんとなく薄気味わるくなる

ぼくは政治にあまり関心ない男だが天皇ときくとなんとなく薄気味わるくなる 天皇陛下個人はともかく その使徒があの戦前のように よみがえりはしないかという恐怖がいつも つきまとっているからだ 天皇制という制度がなかったとしたら なんだか もう少し ノ…

「見ていない人と同じ土俵に立ちたくない」

―会見では「見ていない人と同じ土俵に立ちたくない」と話しました。 「言いたかったのは、とにかく見てほしい、ということ。見ていただかないことには、映画の意図することは何も伝わらない。 イッセー尾形/ソクーロフ「太陽」についてスポーツ報知インタビュ…

おたくで生きる覚悟もない普通人が、おたくのオイシイところだけを簡単に享受できるようになってきている

おたくの皆さんも激動の時代を生きていることと思う。おそらく本人は自分の道をただ1歩1歩あるいているだけだろうに、過剰に社会認知されたり、無条件に迫害されたりでご苦労も多いことだろう。更にこのところ、おたくで生きる覚悟もない普通人が、おたく…

人のマネをするのは卑怯だ。

人のマネをするのは卑怯だ。マネっていっても、パロディだとか本歌取りだとかいうのもあるわけだけど、一般に「パクリ」と言われるような恥ずかしいやつ。(中略)すでに馴染みのあるものの方がすんなりと受け入れられる、そこから「パクリは卑怯だ」という…

DONT'T TRUST ANYONE OVER 30

おとといの夜 行為を終えて 女房に言ったきみを愛してる マイ・ラブ だから ぼくの好きにさせてくれ 冬の海まで車をとばして 24時間 砂を食べていたい 長い線路を ひとり歩いて そっと枕木に腰をおろしたいDONT'T TRUST ANYONE OVER 30 憎むよりも先に DON…

「赤んぼかおまえらは いちいち感情を言葉にするな

反論するなら理論でしろ」 天才ファミリー・カンパニー/二ノ宮知子

「あったり前でしょ! 人が人を評価すんのはその人の能力じゃん」

「それって でも 複雑な気分ですよ…… 正直 先生は 俺じゃなくって俺の「菌が見える」ってとこが重要なだけでしょ?」「あったり前でしょ! 人が人を評価すんのはその人の能力じゃん だからみんな 頑張ってるんじゃない 正直 努力もしないでそんな力持ってるあんた…

あんたの周囲が全てあんたに対してフェアでいてくれると思ったら大間違いです!!

よしながふみ「愛すべき娘たち」より

「愛って何だろう」なんていうのは、

ジジイになってからでもゆっくり考えろ。保留にして、おまえは先に進め。人を愛し、自分を愛せ。 村上かつら「短編集1 天使の噛み傷」より

きっとその男(ひと)そういう「リアクション」を「コミュニケーション」だとかんちがいしてたんじゃないかな?

「ワッ!」て出して 驚かせて、「ワッ!」て出して 驚かせて、 自分があきたら 相手をかえて、 ……あきられる前に ……相手をかえて。 「サユリ1号」村上かつら

人間は変わるのが当たり前。

人間は変わるのが当たり前。だから昔は「武士に二言はない」だった。武士の口が重かったのは、格好をつけていたからではない。うっかり言ったら大変だからです。 武士は下手な約束をして守れなかったら命に関わる。責任を持とうと思えば、要するに責任の重い…

わたし 薔薇の木は大好きだった

でも 薔薇の木から 好きだよなんていってもらえるなんて 夢にも思わなかった (大島弓子/バナナブレッドのプディング)

男に生まれたほうが 生きやすいか 女に生まれたほうが 生きやすいか

おかあさん ゆうべ 夢をみました まだ 生まれてもいない 赤ちゃんが わたしにいうのです 男に生まれたほうが 生きやすいか 女に生まれたほうが 生きやすいかと わたしはどっちも同じように 生きやすいことはないと 答えると おなかにいるだけでも こんなに孤…

「はじめから描かせてもみてくれないのは、おれの天才を認めてないのだ」という目つきには閉口してしまう。

時々、下手くそな絵とカラの頭とをもって、マンガ志望者が現れる。 「しばらくお勤めでもしながらゆっくりやったらどうです」というと、奇妙な顔をする。彼らは説明しても、下手くそな絵とタリナイ頭がわからないらしい。 絵は努力次第でうまくなるし、カラ…

 いつまでも女性を自らに発見しなければ、女の子は少年のままで在り続けることもできるはずなのだ。

しかし、きみが知るように現実は時として、残酷だ。身体的な成長が容姿を男女で区別する。少女たちは強制的に少年の時代に幕引かれる。見た目が女の子になってしまえば、周りの視線や扱いは途端に変容する。今までの<欲望されない身体>から<欲望される身…

 「新しいことを始める前にやらないですむ理由ばっかり探してない?それはただの言い訳だろう?」

(そりゃあ まわりの大人を見てきたせいです) (百鬼夜行抄13巻「夜半の客」今市子)

要約すると結局それって

自分以外が自分より幸せになるってのが気にくわないってこと?

この「希求」は、相手方への単なる一方的要求ではない。

それはむしろ、自己への問いかけによって支えられていた。”お前は何者でありたいのか、お前はいかなる言葉を発したいのか” 『お前はただの現在にすぎない テレビになにが可能か』萩元晴彦 村木良彦 今野勉 著

おまえは誰だ

http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20060405/1144214716 の補足。 『お前はただの現在にすぎない テレビになにが可能か』萩元晴彦 村木良彦 今野勉 著の中の章、『□テレビ的表現とは何か』で「問 テレビジョンになにが出来ると思いますか。」と立場や職業の違…

ひとつの問い、ひとつの答え、それにすべてを仮託するつもりはない。

<表現者としてのテレビジョンの可能性> ひとつの問い、ひとつの答え、それにすべてを仮託するつもりはない。 ここにひとつの答えがある。それは茫漠として掴みがたい。が、ここには底光りのする精神がある。にこりとした魂がある。何でもないことさという…

いま一番ほしいものは何ですか

いま一番ほしいものは何ですか 月にどの位のお金があったら足りますか もし総理大臣になったら何をしますか あなたの友人の名前を仰言って下さい 天皇陛下は好きですか 戦争の日を思い出すことがありますか ベトナム戦争にあなたも責任があると思いますか で…

お前はただの現在にすぎない

http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kokunai/tenkan_05020101.pdf萩元晴彦 村木良彦 今野勉

ゆけ 行って言葉の世界で地獄を見ろっ

トトの世界/さそうあきら