吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

春眠暁を覚えず。

春なんてなんて薄ぼんやりしていて花粉症で脳がばかになっている。涎と眠気の応酬だ。
木の芽時は危ういという言葉通りの不安定さをもった友人らに囲まれていると、なんかそれがまた、ふつうな感じでオドロクこともなくなるのであった。
そして訪れるお別れの季節、か。そうゆうのも、まーひとつの人生のきまりなんだよなーとか超漠然と思う私であった。
そういえば、ベランダから見える枝垂れ桜にヒヨドリがとまっている。
水墨画みたいで絵になる。とてもきれいだ。
自転車で吉祥寺まで行く道は花が咲き乱れ、鳥が鳴き、蝶々がむかつく曖昧さで飛んでいる。
樹に咲く花は大好きだ。そして、じきに初夏が来る。そうゆう季節。