吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

第二回 水木しげるタン

妖怪、戦記、風刺漫画家としての側面を持ちつつも、妖怪界の権威、幸福研究家、秘境探検家として活躍する、エネルギッシュ☆翁・水木しげるタンです。

水木しげる
1922年鳥取県生まれ。
漫画家。43年に兵隊へ召集されラバウルへ赴き、戦闘中の事故で左手を失う。46年に復員後、武蔵野美術学校卒。紙芝居作家、貸本漫画家などを経て漫画家となる。紙芝居、貸本マンガの衰退を経験し、65年より『テレビくん』(少年マガジン)の連載。66年に同作品で第6回講談社児童漫画賞受賞。本人いわく、金魂がついた。以来、『ゲゲゲの鬼太郎』、『悪魔くん』、『河童の三平』などの人気作を発表。アニメ化、実写ドラマ化し大ヒット。妖怪モノというジャンルを確立。
妖怪研究・秘境探検家として、世界各国を周り、伝説・神話・寓話などを収集。自身の戦争体験にもとずいた戦記マンガ、エッセイを多数発表。戦争の虚しさ意味のなさをホガラカに訴える。
88年、『昭和史』で第13回講談社漫画賞91年、紫綬褒章、96年日本漫画協会賞をそれぞれ受賞。
主な作品は、『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』『昭和史』など。
■公式 http://www.japro.com/mizuki/
水木タンは奇妙な味。どこかひょうひょうとしてつかみどころがない人だ。自身の体験からか死に対して独特の通念がある。おおざっぱでありながら金に細かく、そうかと思えば情けをかけたり、だますよりだまされるほうが良いと言いながら人を貶めたり、美女好きであるが手を出せない奥手であったりする。相反するふたつの人格は水木イズムの中で矛盾なく共存している。思うにそれは著名人である「水木しげる」と本名「武良茂」のキャラの違いだと思う。
年々、見た目が岡本太郎との区別がつかなくなってきているが気にしてはいけない。また、呆けた、半死人などと言ってうそぶいているが全然、そうは思えない。妖怪だ。

萌え度  ☆☆☆
怪奇度  ☆☆☆☆☆
胃丈夫度 ☆☆☆☆☆