吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

白いメリーさんの真実

http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20031030#1067525386
で、ひとしきり感動しておいて言うのもあれなんだけど、おしゃれな作者さんのukormemo

んでこの人結局何でこんなカッコしてあの年まで客引きしてたんですか?
「せっかく良い気分になったんだから無粋なこと言うな」、とか言われても聞かないよ、おれは。
なんでですか、教えろやボケ

という一文が書かれていたのを読んで私はあちゃー気づいちゃったよダメだよぅ、と欽ちゃん気分になった。なにせ、私も涙を流しながら頭の隅の方で「やっぱりキ○ガ…おっとっと」とツッコミたがる自分を問答無用に押さえ込んでいたのだから。などと言ってもこっちは既に涙を人質に取られている。どうあがいても負け犬のナントヤラだ。それは言わない約束よと、私の口唇に真白き人差し指を当ててくるメリーさんが迫ってくる始末。
そんな風に自分のなかで折り合いをつけていたのだが、先刻、私の好きな文章を書かれるライターの一人であるBeltorchiccaさんがメリーさんの一寸イイ話としてまことしやかに広まっていた噂の内容が書かれていたのを読み、白旗を揚げた。降参だ。
メリーさんは妖精になり、サンタクロースやコジコジと同じメルヘンの世界に住んでいる。あら?枕元に白い粉が…。よく見ると頭のフケじゃないわ?なにかしら?そんなことがあったなら、きっとそれは眠っているときにメリーさんがあなたの元へ訪れた証なのです。その一週間は必要以上の美白に悩まされることでしょう。ラッキーカラーは白です。シーユートゥモロー。
追記:http://d.hatena.ne.jp/ScotchBright/20031105#1068049451
元ネタを紹介してくださったScotchBrightのオチさんの追記。
都市伝説というのはこうやって広まっていくんだなあと荷担してみて思った。事実とか事実じゃないとかこだわるよりもオモシロければなんだっていいじゃない!と思うのだけど、人をバカにしたり相手に積極的に被害を与えるような嘘はよくないのでギリギリのデリカシーを守りつつ、楽しみたいんだ。それがけっこう楽しいんだ。