吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

少女の感傷

http://d.hatena.ne.jp/haimoto_usaco/20031113#p2
ごめんよ、ちょっと引用しますよ。というか全引用。

大島弓子「バナナブレッドのプティング」「ロングロングケーキ」(文庫版)読んだです。発端と迷走と転落と救いがふわふわしてて少女っぽいです。イマイチ言葉に出来るモノでもないですが。言葉にしたら少女を欲望する男の論理でしか語れなさそうなのでやめておくです。大塚英誌の語る少女論が少女にもかつて少女であった人にとっても気持ちが悪いのは男の欲望する少女であって、それも少女のひとつの本質ではあるのでしょうけどその次元に押しとどめてしまうような傲慢さがあるのかな、とか思ったです。うーん。多分違うです。
うさじごにっきより

非常に的を得ているなと思う。多分、女子はこういう目で見られている自分というのもひっくるめて利用しているのでしょう。
男の欲望する少女象の気持ち悪さや違和感は「最終兵器彼女」というマンガがよく現していると思う。同じような構造でもガンスリンガー・ガール山本直樹のフラグメンツなどには感じられないのは「欲望さえも利用している少女」というスタンスがリアルなのかもしれない。どうしようもない状況でも簡単に狂うわけがなく演じるのが得意で打算的なにおいがします。そういう点では男性はロマンチストで夢想家なのでしょう。
よくわかりませんがそんな気がしました。