吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

ラーゼフォン多元奏曲

http://www.rahxephon.com/movie/index.html
ASIN:B000094HL8
先週、いまさらだけどビデオを借りて観た。ラーゼポンの劇場版アニメ。
TVシリーズをずっと観ていたのでちょっとしたことにツッコミまくっていたら一緒に鑑賞していた人に気持ち悪がられた。もっと素直に作品を楽しめと言われる。気が付けばその人は感動して泣いていたので私はまた、何か大切なモノをどこかに忘れてきたんだなあと思う。千年女優とテーマが同じやん。どうちがうんだろうなんて口が裂けても言ってはイケナイのだろう。でも、遙はテラの諜報部に属している割には同僚との交流が一切、映画では省かれていたので、恋に走ることができたのだろうか。その結末もありなのかとか頭の悪いことを思いながらも、ラブストーリーなんだから周りがどんなに不幸になろうともどうだっていいのかもしれない。けれどもTVシリーズを一生懸命地味に観ていた私はああ、あの子が!ああ、ああ。ひどくぞんざいな扱いにと軽いため息をつくのであった。ブルーフレンドの感動が一匙くらいに半減してるし・・・ああ、とか言いながら。こりゃあ、TVシリーズを観る前に劇場版を見てそのあと追っていく方が良かったのかも知れない。楽しみ方を間違えたのかも。劇場版の方が話に無茶がなくってすんなりとストーリーを理解できるし。なのでまだ見てない人はどうぞ、先入観など持たないでまっさらな気持でドッキドキのラブストーリーを楽しむがいいさ。うらやましい。
楽しめない私は最後のシベ超並のどんでん返しなんかTVシリーズ同様爆笑で観てしまったわい。ほんとうに大人になるなんてくだらないことだ。
♪だいじだよぉ〜だいじだよぉ〜おもいでーだけはだいじだよぉ♪ちびまる子ちゃんでまる子が唄った思い出の大切さを訴える唄ばかりを唄っていた。思い出は思ったよりも大事らしい。人生一度きり。自分が信じられる幸せを大切にしろということなのか。