吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

あの月の光のように/内田雄駿

ISBN:4309728391

少年は何故、兄の死体を解体したか!?
内田雄駿という若き天才が驚異の怪物に変貌した
衝撃のサスペンス巨編、待望のコミックス化!

西原柊二は高校二年。
クールな秀才の彼には秘密があった。消えた父親。ひきこもりの兄。
家族のプライバシーを暴くホームページ。
家に隠された死体。死体解体。

漫画界が震撼する怒濤の過激描写と切ないラストシーン!
そして、それを知り、ストーカーと化す後輩の女子生徒…!
短編集『ミルク』で衝撃的デビューを果たした鬼才が描く初めての長編コミック、堂々単行本化!!
(帯より)

どうしてもマンガよりその周りの過剰なもちあげぶりが気になってしまう内田作品。今回も解説がついていたが帯に比べたらややトーンダウンであった。残念。過激描写だが殺し屋1の1000分の1くらい。安心してお読みになれます。手が小さい人は逆境に強いなんていいますが、作中の人物、そろいもそろって手が小さいですね。河出、綿矢で天才は使い切ったか…。
関連:http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20030818#1061183830