吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

耳が雑

http://www.tv-asahi.co.jp/atashi/d/contents/100/0082/story/index.html
先週のあたしンちでお母さんの耳が雑だという話がやっていたのだが、まさしくそれは私と同じ症例である。
私もほんとうに耳が雑である。
まず、「ことえり」を「ことりえ」と覚えていたし、「プロトコル」を「プロトルコ」と覚えていた。その他、あげればキリがないくらい聞き間違え、読み間違えが多いのである。
確かに人の話は話半分に訊いておけばいいが座右の銘であるが何故、こんなにも間違えてしまうのか。答えは簡単である。
自分に都合のいいように事実をねじ曲げるからである。
例えば「ことりえ」である。マックを使っている人は知っていると思うが、MacOSにデフォルトでついている日本語変換ソフトの事である。
私はこのソフトのアイコンが遠目に「りんごをくわえている小鳥」に見えていたのである。すぐに人に指摘されたが、まったく直りゃしなかった。何故ならそっちの方がかわいいと思ったからだ。自分が納得できないことは聞き入れないのである。
プロトルコにしても同じである。プロといえばトルコである。プロのトルコ。当たり前ではないか。
万事そんな調子で私は様々な事柄を間違える。自分にとって都合が良ければ万事オッケー。自分さえ良ければそれで良い。真に自分勝手な存在だ。
だから誤読も多いし、勘違いも多い。でも、別にそれでいいような気もする。今さらこの性分が直せるとは思いがたい。自分の人生くらい自分の好きに生きないでどうするという話だ。だからこれからも間違え続けるのである。
すべてにおいて私は雑だ。直すものか。それが個性だ。