吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

ボボボーボ・ボーボボ第13話「激撮!遊園地24時 暴かれたカバの黒幕!」

http://www.tv-asahi.co.jp/bo-bobo/contents/story/0011/
ごめん、俺、このアニメ好きなんだ。
いきなり断りを入れさせてもらう。今回もスゴイ、ハジケっぷりであった。特に亀ラップからのジェットコースターシーン。
すわっ!放送事故か!?と思わせるギャグの瞬発力。笑いは畏れに似ている…。畏怖の念を抱き、自然の摂理にひれ伏すしかない、人間とはかように弱気ものと諦めざるを得ない。
確かに説明しすぎのナレーションがウザくもあるのだが万事超絶テンションでやられた日には速攻で打ち切りになりそうであるから仕方なし。ジャンプのマンガと侮るなかれ。杉浦茂の系譜を受け継ぐ、否!生まれ変わりかも知れない。そんな妄執がわき起こる。
マンガなら読者が都合の良いように読み進むこともできるが、アニメだとギャグの塩梅、時間を制作者側がコントロールでき、より、作り手のイメージがダイレクトに伝えることができる。例えば、このギャグは1コマではなく繰り返した方がオモシロイと思えば、繰り返して演出することができる。
ボーボボはその点をうまく利用しているといえようアシッドアニメだYO。阿片窟でジャマイカで、もしくは三田佳子の地下室で放映すれば最高にキメられるドラックムービーに違いない。おかしなとこだけ編集して繰り返し繰り返しビデオテープが擦り切れるまで見ていたい。横隔膜が破れて笑い死ぬならそれも本望だ。アニメってホント、スゲーと驚嘆しきりであった。オマエの側に神はいる。

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追記:書くの忘れてたけどコレ、ロード・オブ・ザ・リングの裏番だった。