吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

穴を掘って埋めるような作業

ここ数年、まかりなりにもかたちになるような仕事をちゃくちゃくとこなしまくっていた私が今何故、穴を掘って埋めるような無駄な作業をしているのだろう。こよなく無駄を憎み余った時間で心底くだらないネタを追って次のアイディアに生かすというのを言い訳にしているような仕事内容からは到底、想像できない。過酷な肉体労働である。肉体労働は体が弱いので無理と諦め頭脳労働へと変わっていったわけだがこのような作業が続くのであると私の創造的な精神は確実に蝕まれるような気がしてきた。いかにも自分に合っていないと思われる作業(でもかつてはやっていたので出来るのだけど)はツライなあということに改めて気が付いけたのが良かった。この仕事をしてみることでツキは戻って厄は落ちるに違いないと思う。修行だ修行修行。いかにも穴を掘って埋めるよな作業なんて実に苦行っぽい。ちょっといろいろ考えちゃうなあ。