吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

を書いているときは逃避してるか何かを待っているときだ

 というわけで立て続けに投稿してみる。

 雨宮まみさんに萌えられ事件の続報をどのタイミングで書こうかと思ってましたが『リビドー・ガールズ 女子とエロ』が発売された記念に!もっかいつっこんでみます!公開交換日記かよ!と当事者以外はつっこんでください。違うモノはつっこまなくていいです。楽しいのは当人だけでしょう。明日発売なのでまだ『リビドー・ガールズ』はもちろん読んでませんが、執筆者の女性ライター陣を見ると「なんかが来てる!」と思うかもしれません。思いませんか?私は思います。というのは雨宮まみさんと真魚八重子さんは百合以下じゃなかった!ユリイカの『監督系女子ファイル』で一緒でしたし、堀越英美さんはまたもやユリイカの『オタクVSサブカル』『文化系女子カタログ』で真魚さんも『文化系女子カタログ』で女子女子うるさいくらいに女子女子ライター及びクリエーターが人気の2007年ですね。と勝手に結論づけてみた。そういえば女子という言葉もなんだか定着してきましたね。オンナコドモって意味じゃないほうの。テレビとか女性雑誌見てるとわりとよく見かけるようになりました。

 そんな雨宮さんの妄想力がすごすぎて、げらげら笑いました。
 http://d.hatena.ne.jp/mamiamamiya/20070226

 ね!(ウィンク★)

 ふつうだったら軽く引くわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
 というところですが、私は面白ければ何でも良い人間なので面白がってしまうのだった。それも計算済みで刺客はなってきますからね!雨宮さんは確信犯ですよ!これぞアルファブロガーですよ!

 っていうか、雨宮マミオ(男・姉ちゃんの分身)って誰?ですが、そういえば私も『ときメモ』をプレイする時は本名プレイじゃあ!とばかりに、吉田アミオという名前でプレイしていた過去を強制的に思い起こさせられました!しかし、私のこのツンデレキャラはなんなんだ(笑)。くやしいから私も雨宮さんでなんか考えたい…。私の妄想の中では雨宮さんのキャラって山崎さやかのマンガかひぐちアサのマンガのキャラなんだよなー。わかりますか? わかる人だけわかってくれればいいです。
 しかし、このテンションって他人から見ると、どこの百合キャラですか?という気もします。キャラ化して萌えるという遊びは楽しいもんですね。オタク文化の共有によって人の楽しみの裾野と性差別は減ったような気がするよ。

 心のための文化体験。大切にしましょう。

 あと、雨宮さんのとこにも書いてありますが『大阪ハムレット』はめちゃくちゃ良いです。私もすすめまくってるマンガです。1,2巻まで出揃って、今、読み始めるといい時です。世界で一番の絶望は文化だけが救ってくれます!そんな話にも読めます。今までの不幸マンガというのは人やその人を取り巻く環境によって、救われたり捨てられたりしてきたわけですが、そうではない、その一歩先が描かれていると思います。だから、大阪(=最低の場所)にハムレット(=物語/文学)なわけです。平成の『じゃりン子チエ』とも読める傑作です。私はたまに大阪でライブするときに、通天閣の近くにあるフェスティバルゲート(!)内のBRIDGE(http://www.beyond-innocence.org/)という場所でやるんですけどあの場所のあの空気にすごく似てるし、実際の舞台になっていたり。日雇いのおっさんが配給で飯をもらってるその目と鼻の先に凶悪なメリーゴーラウンド夢の空間があってホラーなようで、ファンタジー。最悪と最高と感動と絶望が交錯する。だからこそ、美しい。珠玉の話が満載ですぜ。

 やっぱり私は文化は救いになると思うし、自分はなったし、絶望にいる人は人の話なんて訊く耳もてないし、そういう時に美しい夢を見せる、物語がなくっちゃね。結局、自分自身を救うのは自分しかいないんだから。