吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

アニメ『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』に関する論考「76%の希望の世界に、24%の痛み――彼女達は灰色の世界をどうして塗り替えなければならなかったのか?」

 オトナアニメVOL.4に『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』に関する論考「76%の希望の世界に、24%の痛み――彼女達は灰色の世界をどうして塗り替えなければならなかったのか?」を寄稿しました。書き出しと書き終わりで作品に対する態度が180°豹変。作品の「使われなかった人生」を大胆に推理します。

 というわけで、ココでも随時どーだこーだと言ってたオトナアニメの最新号が明日発売されますー。修整ができない紙に書いた文章に関しては特に訂正や言い訳する気はないので(買ってくれた読者に失礼だしと思っております)評価は読者に委ねます。いつのまにか自分の中で確立した推理論考(そんな言葉ないがな!)で書いてます。作品に対する評価や考えを揺さぶることができればいいなというかなり傲慢な考えで書いてますから、嫌な人は嫌だろうし、好きな人はすごく好きでしょうね。ある程度、ターゲットを絞ることができる紙だからできる戦法です。

 個人的に私はまなびちゃんというキャラクターにひじょうに共感する部分があり、書いててちょっとつらくなったりしました(ははは)。自分で言うのもなんですが、新たな切り口を見せれたかなと思ってます。この手法で書いた論考は他には、ユリイカ「淡く点る輪郭は水面に映る〜『ゆれる』 『蛇イチゴ』 監督、西川美和を推理する〜」、KAWADE道の手帖武満徹 没後10年、鳴り響く音楽(イメージ)」「声をかけたのは誰か」、映画『太陽』オフィシャルブック「希求したのはくれない太陽だった」などがあります。定期的にこの手の原稿を頼まれるようになったので、きっと需要があるのだと信じつつ!興味のある方はぜひ、手にとってみてくださいませーませー。