吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

枝葉の現実が提示され尽くして嵐になって飛んでいく…

 まとめて考える余裕も時間もないのに無理くり捻出してやるから今やらなきゃならないことがおろそかになるんだ!というかおろそかにしないから体力が削り取られ本領を発揮しなくてはならないときにスタミナが不足する。HPをマックスにして、状態異常を回復。来るべき臨戦体制に整えよ!との指令が脳から下っているのに体は反逆児。常に自分の許容量を越えたがる病気(通称:前衛病)この挑戦精神もしくはチキンレース根性を叩きなおさないとすべてが中途半端になるので止めねばならないのだけど、これもいいあれもいいと八方美人になるのでいい加減、何かを捨てるという選択を覚えなくてはならないのであった。捨てられないで済むのは若いうちまでだ。体の無理が利くうちはいいができないことを認めねばならぬ。つ、辛い〜!けど頭のほうは楽になるぜ。私はどんどんバカになる。
 良い/悪い/保留の保留ボックスのスペースはまだ余ってるので、この状況整理のルールを直ちに見直さねばなるまい。
 昨晩、茶木ひろみ先生の『銀の鬼〜目覚め〜』を読んでいたらここ数日頭をぐるぐるしていた嵐が加速してぐるぐるぐるぐるぐるんとなって去っていった。すごい。すごすぎる、茶木ひろみ先生。私の頭はブレインストーミングテトリスだと思ってやっていたゲームが実は手と栗鼠だったみたいなどうしようもなさ。言語化できない圧倒的な不明瞭さを叩きつけられると「くそぉ、やっぱり世界は出鱈目だよ!全然、整理させてくれねえ!」と愕然とする。その瞬間の絶望感が晴れ晴れしい。なのに整理して納得しようとするイタチゴッコの<状態>が私は好きなのだ。解明できない「謎」があるから生きていられる。希望が持てる。わからない、があるから想像できる。その余地があるのがたまらなく、良い。私は想像していられるのだ。とか、確認している時点で茶木ひろみ先生のマンガのオモシロさの半分も表現できないですね!してやられた感満載!

 というわけで、自分自身も整理できない不明瞭さを増してミステリアスに生きたいところです。近日中に(というか今日?)かねてより思わせぶりな態度をしていた(←なんじゃそれ)ことを大々的に告知します故待っていてくださいね。でも、実はもう、探せばわかるよこの謎は。というわけで謎解きはもう少しあとで。探偵気分を味わってもらいたいです!

 んで、昨日、茶木ひろみ先生同様に感動したのがマカロニ遠藤君(http://d.hatena.ne.jp/colindisc/20070605)とこで知った枡本の日記→http://blog.livedoor.jp/masumotokota/archives/50662502.html
 これを枡本航太が書いてるところに世界の誠実さと豊かさを感じるのでした。ますもと、おもしれえなあ。早くアルバム出て欲しいよ!