吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

らき★すたの世界はこなたの父親を中心として無邪気が作り上げた 2007 年のビューティフルドリーマーだった!

 みなさん、らき★すたの最終回観ましたか? 吹きませんでしたか?私は吹いた。というのはこの
 2007-09-03 - matakimika@d.hatenaを読んでいたからである。エンディングの曲が『愛はブーメラン』で締められたらね…。終わらない学園祭なわけですよ!夢ですよ!夢をみちゃ悪い?ってなもんで。同じように学園祭ネタビューティフルドリーマーだった『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』とは対照的でしたね。あれこそループした閉じた世界で今日もおはようになりそうな話でしたが、まっとうな成長物語だったからねえ。『ビューティフルドリーマー』と同じで「ラム、それは夢だよ…」なわけですが。夢邪鬼は今も夢を作り続けてるってわけか。それを望む人がいれば永遠に。

 そんなこんなで、私はちょっと疲れると『ぽてまよ』をニコニコ動画で観てしまいがちです。さっき観た
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm783284

 良かったですよ。

 森山素直役の喜多村英梨さんが2番目から他のキャラクターの真似しまくり、そのうえ、かなり適当に唄うんですけど、うまい&このライブ感を出せるのはすごいと思いました。声優ってほんと、すごいよね。私も声出してるからわかるけど、中途半端にできるもんじゃないんだよね。それがわかるから、うまい人のすごさがつくづくわかりますよ。エエ。そんで、こういう遊びをやっちゃうくらいこの作品は愛されてるんじゃなあー出演者にもーと思いました。いや〜ぽてまよおもしろいよー。劇中の音に注視して聴いてみると、すごくこってることがわかりますよ。キャラクターが歩くときにも常に音がなってますから。なかなかアニメとかって音とかみんな褒められませんので改めて良いと書いておこう。次で最終回だから観るべし!

 んで、また関係ないけど、この『片道キャッチボール』はほんとにいい歌ですね。アニメにすごく合ってる。

ひとつだけ色の違うボタン

気に入らなくて捨ててしまったけど

大人になったときに

ズレた世界も愛しく思うよ

 とかね。相互理解の歌なんですけどどっちかがどっちかに合わすだけじゃないところが心地良いです。誰のモノでもない感じ。だけど、その主張は僅かで。おはようっていうのがいいよね。捨てない優しさ。夏子の酒みたいな無駄のない純粋さも美しいけど、そこには優しさはないものねー。こういう優しさっていうのは染みるよね。

 さらに関係ないけど私はこれ聴いてると無性に塊魂がやりたくなります。イルリメの『イルリメもいてもたってもいられない』も塊魂の曲っぽいと思う。