書店POPの描き方(その2)〜お願い編〜 - 日日≒日キの続きです。
地味に気が向いたときにだらだら連載していきます。
店長萌えで終わった前回でしたが、おまたせしました!今回はお店に置いてあるPOPをメインに見ていきたいと思います。さて、どんなPOPがあるでしょーか。
まずは店員おすすめコーナーにやってきました。こんなマンガが薦められてます。
▲小路啓之先生大プッシュ中。このセレクトで好みがなんとなくわかるだろう。
▲店員にファンの多いあらゐけいいち先生は常に面差しされてます。佐々木敦さんも好きらしいゾ!
ではでは、POPを見ていきましょう〜。
▲「完璧としかいいようがありません」。なのに!終了ですよ!無情…。
▲ハチクロの羽海野先生がファティマを!の切り抜きが!
▲巨乳とゾンビとジョジョファンを取り込み中。
▲他作品との類似点上げてあると知らなくても手に取りやすいよね。
▲スゴイじゃなくて、エグい。比較対照を落とさず興味を惹かせる工夫。
▲椎名林檎の少女時代!そういう妄想もアリか!エロいよ〜。
▲「忠誠を誓え」これもここになきゃ見過ごしてた水上悟志先生も大プッシュされてます!
▲くるり?「痛快!怪獣マンガ」ってそれだけじゃないけど、このさいイーよ!
▲「奈良美智よりすっごい上目遣いですが」
特徴としては
・メジャーな作品にはあまり、POPがない。(回転率の良いジャンプとかほとんどないよ)
・店員が好きで好きでたまらないものにはPOPがある。
・マイナーな作品に興味を持ってもらうために、メジャー作品との類似点を上げている。
・回転率の悪い過去の作品が埋もれないように工夫。
・効果的な引用。
・作品の内容説明がオモシロイ場合は詳細な説明が。
・新しい作品は面差し。すぐ手に取れるようにカバーかかってません。
というふーに、知らない人が知るきっかけを与える工夫がされています。わりとそこそこマンガを読んでる人は、POPを参考にするだろうし、そんなに読んでいない人は設置されている「今話題の(ドラマ映画化した)マンガコーナー」とか「最新刊コーナー」に行くと思うのでこれくらいがちょうどいい。店員さんの接客マナーが良くて、礼儀正しく、わからないことを聞くと丁寧に教えてくれるのもポイント高いです!タイトルとかわからなくてもだいたいわかります!
長くなりましたので今回はここまで。
まだまだ、あります〜続きはまたこんど!