吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

『マンガ漂流者(ドリフター)』第12回:真実から眼を背けることで想像力を掻き立てるマンガ家・鳩山郁子 vol.4


http://www.webdice.jp/dice/detail/1751/

マンガ、SF、ニューウェーブペヨトル工房銀星倶楽部スターログ大友克洋吾妻ひでお……この辺にピン!と来た方も、当時を知らないあなたも是非。

60〜70年の文化に対しては、後追いになってしまうため、そのときの読者の「気分」を上手くすくえているのか心配ではあります。突っ込み&補足などありましたら、ご一報ください……。

記事内でも引用しましたが、

漫画は虚像である。
漫画は感傷である。
漫画は抵抗である。
漫画は自慰である。
漫画は奇矯である。
漫画は情念である。
漫画は破壊である。
漫画は傲慢である。
漫画は愛憎である。
漫画はキッチュである。
漫画はセンス・オブ・ワンダーである。
漫画は……。
結論はまだない。
漫画は、現在も、明日も、明後日も、分裂しては増殖しつつジワジワと変貌する。


手塚治虫「ぼくはマンガ家 手塚治虫自伝・I」(79年・大和書房)より)

この言葉に勇気付けられます。