吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

雑誌もりもり戴きました☆三つ

 10年以上の長年のファン(という言い方も他人行儀ですが)に雑誌をもりもり戴きました。SF、ニューウェーブ、セゾン文化、ペヨトル工房阿木譲、ロックマガジンなどについて調べているという連載の話をしたら当時の思い出とともに「差し上げます」と段ボール一箱分。何の申し合わせもしませんでしたが、何故だかダブってる号がないという現実に「この雑誌は私が手に取るべき雑誌……ゴクリ…」という運命を感じました。そして、自分が良いなーと思うものには一貫した「何か」があるのだなーと実感。分かっているのは美学と新しいことへの挑戦、一期一会を大切にとかそういうものだけど。

 んなわけでマンガについて調べつつ、やってることは自分のルーツ探しでもあったりして。自分って何に影響を受けてるのかいまいちよく分からないんですよね。日々、いろんな発見があります。うれしいのは自分が何の根拠もなく好きだなあと思っていた雑誌をもう一度、読み直してみると編集者の愛情のようなものが透けて見えてきて、そういう本人が気づかないところに影響を受けていたのかと思うと自分の勘はマジ信用できるわーと思いました。言葉にしてからじゃ遅すぎるので、常に神経を集中させて、何が今一番良いのかということを感じるように。シックスセンスを鍛えておかないと、ゲリラ戦には勝てません。そんな戦はないわけですが。

 心地良いなあーと思うのはやはり、自由があるもので。でも、何でも選んでいいよという無責任さではなく。若い人、子どもに対して真剣になっていたりしてね。親からはまともな部分は一切、学んでこなかったわけですが、買い与えられた本や音楽の趣味は情操教育に役立ってますね。『マザーグースのうた』とか。ダメじゃん。

 まーなんというか、ほんとうは、ほんわかしていたいのですが(エヴァでいうところのポカポカ的な?)そうも言ってられない人生はサバイバルですよ。焦燥感がそうさせているだけなので、実際には呑気でも良いのでしょうが。自分がそれを許さないので難しいのだろう。あれとこれとそれが早くしたいです。

 時間は待ってくれない。

 何も考えずに惰眠を貪りたい……。『逆転検事』と『ドラクエ』がやりたい……。あと映画行きたい……。秋に海外でライブなのでそのときまではお預けだー。パンデミックは大丈夫なのか。