吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

餃子の移動販売

長年、不思議だった餃子の移動販売車がやってきたので思い切って買ってみた。そう、こんなふうにやってくる餃子屋さんのことです。


餃子売り口上(不完全版)

餃子〜餃子 餃子〜餃子(竿屋の節で)
本格的な中国手作り 移動販売 本格的 餃子専門店
本日は肉餃子、野菜餃子、キムチ餃子、カレー餃子、ごぼう餃子と種類も豊富にそろえておまちしております。
また、只今車でもドンドン焼いておりますのでお持ち帰りになってすぐに食べられます。
餃子の移動販売車は一ヶ月に一回くらいしかおうかがいできませんのでこの機会お見逃しすることなく、ぜひおたちよりください。

餃子〜餃子 餃子〜餃子(竿屋の節で)
皮は研究に研究を重ねておりますのでご家庭で焼くときに水をぜんぜん入れなくても焼けます。
めだまやきとおんなじ焼き方でどんな方にでも簡単に焼けます。
また、只今車でもドンドン焼いておりますのでお持ち帰りになってすぐに食べられます。
また餃子は今日すぐに食べなくても冷凍保存ができます。お買い物に行けないとき、また、あと一品オカズが欲しいときなどに本当に便利です。

餃子〜餃子 餃子〜餃子(竿屋の節で)
肉餃子はあらびきの肉の肉のうまみをを加え
皮とのコンビネーションが絶妙本場のにんにくをたっぷり加えまして、また餃子の代表にふさわしいおいしさです。

餃子〜餃子 餃子〜餃子(竿屋の節で)
野菜餃子はキャベツ、白菜、たまねぎ、にんじん、にら6種類のしゃきしゃきとした歯ごたえがたまらないおいしさです。
また 野菜餃子には七味とごぼうを加えた餃子は大人気になりました。

餃子〜餃子 餃子〜餃子(竿屋の節で)
キムチ餃子は 干しエビ ホタテを加えました秘伝のタレに餃子の具をじっくりとつけ込みまして、具そのものがキムチになっております。また、カレー餃子はただカレー粉を加えただけではありません。
ローストオニオンにスープを加え味のベースを整えましてそこに本格的なカレースパイスを加えました。

手作り移動餃子の
肉餃子、野菜餃子、キムチ餃子、カレー餃子、ごぼう餃子と種類も豊富にそろえておまちしております。
耳コピなので間違ってるかも。。。


小さなバンの後ろから運転手件料理人のおっさんが売ってくれた。なんか変な餃子屋のユニフォームを着ていた。車にはいろいろな雑誌の記事がベタベタと貼られており、ちょっとした有名店のような趣。
目当てのカレー餃子がなかったので、キムチ餃子と肉餃子を購入。12個入りで500円。ちょっと高いか?


↑見た目はこんなカンジ。変なギザギザ模様は機械で作っていることを意味している。チルド冷凍の餃子にそっくりだ。

↑油を引いて焼く。目玉焼きのように水をいれなくても焼けると言うが目玉焼きこそ、水を入れて焼くものではないのか?

↑焼き上がり。皮が薄いのですぐ、破れる。

↑スープ餃子を作った。しかし、皮がもろすぎる。中身がでろでろ出る。

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肝心のお味の方だが・・・マズイ。はっきりってマズイ。一ヶ月に一度くらいしか来ないともったいぶるわりにはマズすぎる。
チルド餃子の方がマシというものだ。研究に研究を重ねた割にはダラシのない皮にタネはペーストのようだ。肉餃子は何故かレバーの味がして、この肉自体の出所を怪しまざるを得ない。そこはかとなくオソロシイ。何の肉なんだ。一体・・・。
この餃子、一度買った人はもう二度と買わないような気がする。とはいえ、どんなものにもマニアはいる。マニア垂涎の味かも知れない。そんな気も少しする。

それから餃子カーは餃子を焼く間もごはんが炊ける間中も餃子を平らげたあともずっとずっとこの辺りの町内をぐるぐるぐるぐる回っていた。多分、誰も買わないからノルマが減らないのだろう。10周くらい回ってどこかへ消えて行った。餃子屋の認知度の低いかの地へ向かったのだろうか。

<おまけ>
焼き方レシピ