吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

現代詩手帖【特集?】吉増剛造、未知の表現へに寄稿しました。

http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/ 【特集?】吉増剛造、未知の表現へ[巻頭8頁カラー] ◎扉写真 ホンマタカシ ◎吉増剛造 自筆原稿 ◎Gozo in Kyoto 吉増剛造と京都の四季 小野田桂子・写真/城戸朱理・文◎対談 吉増剛造+城戸朱理 詩を超えて、詩…

Bar 現代をお手伝いしてます

https://www.facebook.com/bargendai/三宿のBar現代。そこはハードコア文化系バー……。やたらと赤い店内には実験映像が流れ、いっけんヤバそうですが、ぼったくり無縁(当たり前です)のノーチャージのフレンドリーなお店。ふらりと、近所のお店の人やアベッ…

二つになる一つのもの

ぼくたちはブレイクビーツを聴きながら、過去と現在の両方に耳を澄ます。そしてDJ は、フロアにおいて、そのようなブレイクビーツをいくつもいくつも接続させながら、それぞれの過去をさらにおおきな時間のなかに置きなおしてゆく。時には八時間以上も続けら…

声を発することがもつ暴力性、陵辱性と、声を人前にさらすことへの羞恥という両極性も、それらのことと無関係ではあるまい。

声の生命は、発し終えられた瞬間に、何の痕跡ものこさずに消えてしまうところにある。声を発することが、イヴェントになりうるのは、そのためだ。ことばは元来声であり、文字はことばから声を息を消し去ったから、空間に固定されて持続性を獲得したのだ。 声…