吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

今日、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』語りラジオ出ます

http://d.hatena.ne.jp/izumino/

を参照のこと。22時くらいからのはじまるようです。何時くらいに出るのかわかりませんが30分ほど?

なので、観た感想、気になったところなどまとめています。が、けっこうまとめてみたら、私は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に否定的なことに気が付きました。確かに手放しで褒めちぎっている人ってかつての『エヴァ』が好きだった人で、ほっとんど最近のアニメを観てない人ばっかりな気が。印象なので統計とってないからあまりあてにするなかれ。あとは、褒め勝ち!みたいな話題の作品だから褒めとこという強迫概念のようなものが感じられる。怖いよー。

しかし、自分にとって、『AKIRA』が同じように再構成されたらどうか、というと絶対、好きだとしか言わないと思うので、それくらい人生の一部を持ってかれちゃったって人がたまらん!たまらん!となってしまうのはしょうがないことですね。そういう意味で私は損をしているわけですが、どうしてもエヴァのかっこつけセンスというのが私はダサく感じてしまうので、ダメなんだー。あの意味ありげな演出とかサムイ!もーダサいって言っちゃうけど、あれはダサいから良いという話もあるだけど。生理的に恥ずかしくて、物語に没頭できなくなるところが何箇所もあるよ。どうしても演出、声優の演技で鳥肌立っちゃう。最近のアニメって、よく出来てますからそういうのがあんまりないし、むしろ萌えキャラのほうが、萌えてくれーと言ってる分、物語に没頭しやすくて良い。だから、『空の境界』を評価してます。これはきちんと新しいことに挑戦している姿勢があるので「良い」のです。残念ながら『ヱヴァンゲリヲン』はまだ、「斬新さ」が感じられない。

それとけっこう「みんながまともになった」とか「楽しそうにしていていい」とか「みんなみんなを助けあっている」とか「コミュニケーションがあっていい」というのんきな感想を見かけますが、そういう人はぜひとも『碇シンジ育成計画』を読むべきです。理想のエヴァンゲリオン、既にありますよ。私はその辺『碇シンジ育成計画』で補完されてるので、あんまり興味がわかない。むしろそちらをすすめたい。しかも、こっちのほうが良くできてるという。もう、ゲンドウに萌えまくりですよ!だってね、ユイが生きてる世界なんですから!今回のエヴァだとこのユイのキャラクターがレイに統合された感じがします。「もっとシンちゃんと仲良くして、ねえ、あなたったら素直じゃないんだから☆」みたいなキャラですからね。そんで、ゲンドウがたじっ!となってる。もう、こんなのエヴァじゃない(笑)!でも、そこがすっごく面白い。関係性や性格もすごく整理されているし、エロシーンの配合度もいい塩梅。なにせ、レイが貧乳、アスカが巨乳という逆設定だしね。アスカがシンジを大好きすぎる!っていう。

序は10年前のアニメのトレンドで破は3年前のアニメって感じで、いったい00年代にこのアニメをやる理由は何!?と疑問。しかし、まだまだこのアニメは続くのですー。次は急かと思いきやQなので、謎かけみたいでで楽しみにしています。

というわけで、00年代突破の新ヒロインのマリとアスカに期待してます。というようなことを話す予定。