吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

「人は死んだら生き返らない」と正しく答えられた小中学生は3割@九十九式

http://members.jcom.home.ne.jp/type99/nj/2004/06/blog-post_30.html

“死とはライフがゼロになった一時的戦闘不能状態”

と、子供たちが思っている?そんな結果が出たらしい。死を現実のものとして受け取れない未熟者が子供だと思うので私はさほどは驚かなかった。しかし、中学生も含む、というのは…考えが幼すぎるかなあと、印象を受ける。
水木しげるは5歳の時、3歳の弟を「死んだらどうなるだろう」と好奇心にかられて殺しかけている。それを近隣の人に見つかり、文字通りお灸をすえられ、反省したことで「殺しはいけないこと」と理解したというくだりが自伝にあった。殺したら死ぬ。死ぬとみんなが悲しむし、困るということをきちんとイメージできるようになるまで、今の子供はいつ頃、わかるのだろうか。昔から好奇心やイメージ不足からくる子供の殺しはあったと思う。ただ、それが大きく報道されるようになったので、異常な気になるのだけだと思うが、放任の結果、殺しへの好奇心をいさめられないまま過ごしている子供は増えつつあるのかもしれない。自分のことを気に入ってくれるグループの中でしかコミュニケーションをとらないでいるのならなおさらだ。誰にも傷つけられないで育つ子供というのはちょっと恐ろしい。これがうわさの恐ろしき子供たちか。大人でもいっぱいいるけどな。
人を殺す人生と人を殺さない人生、どっちがいいかと考えたら、どう考えても人を殺さない人生だと思う。後先考えず人を殺す、その代償が大きすぎる。殺しでしか事態を改善できないと思い込む子供が今後、どんどん増えてきたら現代社会はかなりカンジが悪い世界になって困るので子供がいる親が責任もってなんとかしろ。親の教習所とか作るべきじゃないのか。免許持ってないと子供、産めないようにしちまえよ!