吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

人生が忙しい

 とかくやることが多すぎるわけですが、今日は資料が届くまでちょっと休憩モードで頑張ろうと思います。明日もライブです…。そして、締め切りが重なりますが、まだ、資料がこなくて手をつけていないヤツが7日締め切りなハズですが大丈夫なのでしょうか。今、届いたとしても他にいろいろあるのでどのみち無理ですが。人生綱渡り。よくぞ渡ってきたとあとになって振り返ってどよめきたちます。

 昨日はとうとう「哀しみのべラドンナ」を観ましたが最後に寸止めされました。予告編でやたらと「エロい!」が連発されていて、当時もエロが呼び水になったんだなあーと感心しました。虫プロの「クレオパトラ」は私、小学校のときの夏休みに不意打ちでクーラーの効いた部屋で観て大変なトラウマになりました。エロスががねえ。意味がわからんかったですよ。
 しかし、ナパームピノコ嬢のDJが重なってまして、より一層深みがましてました。「Mauve Sideshowみたいな音が!」とかコーフンしてましたが、あれはピノコ嬢がかぶせたものでしょう。ファーストコンタクトからリミックスで体験なのは強烈な印象です。DVD買おうか悩み中。劇中のソフトロック(?)みたいな音楽も良かったし、ブリジット・フォンテーヌ2枚目かよ!?えええ?これはパティ・ウォータース??かと思わせる喘ぎ声のヴォイスパフォーマンスぶりが良かったです。そう、喘ぎ声って60〜70年代頃の女性ヴォイスパフォーマーの武器っすよね。ヴォイスといわず、ヴォーカルでもそうですが。私はエロスなビデオを見るたびにそっちの声の多様性に耳がいってしまうのは職業病でしょう。そこの成分のこの音を出すときに掠れるこの部分を出したいものだとかかなり細かく呼応します。こんなことを書いても本人しか理解できないわけですが。
 あたりまえですが、絵が良かったです。世界の全てがちんことまんこで構成されているように見える人がいるそうですが、その人の気持ちがわかるような気が。こうして常人の気持ちよりもキチガイのキモチがわかりすぎるようになってしまうのであった。
 今風でいうアートアニメですが、エロさよりも美しさが際立ってました。ジャンヌは確実にチャールズ・マンソンに殺される系の美女なんですが快楽に絡め取られる様が絶妙。こないだ見た「白日夢」も女性が悪魔に魅入られて快楽に溺れちゃう!的な話でシンクロ。昔の女性は快楽に溺れすぎですね。耽溺。溺れすぎというか、自分で選んでなくってでも、結局、女なんてやっちゃえばキモチよがるくせに。それも狂ったように…という見下した感があるのは時代のせいでしょうか。いまだとまた、違った視点が提示されないと時代にマッチしなさそうですが、こういう状況、事情でないと魅せられない絵なのでオールオッケー。物語に差別だなんだリアルの感情を持ち込むのは野暮ですから。それよりも作品の美しさに魅入られればいいのです。実際、悪魔に魂売ってる場合じゃないですからね。チンコ・メフィスト悪魔君も「ジャンヌ、きみが頑張れば頑張るほど僕は大きく強くなれる」とか言いながら卑猥な状態になってて恥ずかしくないのかと、こっちがツッコミたい気持ちでいっぱいです!!!白い妖精はもっと可憐じゃなかったのかと。

 んで、私が出遅れたので1組目のハープデュオが観られなくて残念でした。可憐美女二人の奏でる演奏で天国に昇天したかったのですが、そういう生半可なモノじゃないようです。録音したそうなのであとで聴きます。

 私の演奏はいつもどおりのサンプラー一本釣りだったわけですが、自分で言うのもなんですが、安定しまくっている感があります。しかし、そろそろネタの音に飽きてきたので変えようと思ってます。8割くらいどこに何が入ってるのかわからない状態で演奏してます。間違えて押しちゃった音をエフェクトで変えていくという手法です。前に進行表作って演奏したらショボかったので、やめました。どうも、決まり事があるとそれを追うことに必死になってしまって、創造とかけ離れていくという無駄に前衛精神が高すぎる人間だということが痛いほどわかります。それしかできない切実さが。

 つーか、長く書き過ぎ。

 こういう文章は流れるようにタイピングできるもんですな。

 秋はいいですね、涼しくて。体調がいいのがこんなにもいいものだとは思ってもみませんでした。