吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

たのしい文化生活

5月11日(日)文学フリマ
結局、前回同様一睡もせずに参戦。ホッチキスで留めてるときに喉が痛くなりどんどこ風邪に。途中カンフル剤を飲みつつお客さんと談笑しているうちに妙にテンション上がりまくる自分が異常。どんだけ読者がすきなんだ!と自分に驚く。tattakaさん、イズミノ君のブースに遊びに行ったりいろいろ。イズミノ君の『漫画をめくる冒険』がガシガシ売れていた。この感想も時間をとってちゃんと書きたいと思うとなかなか書けないのがだめだな。一言いうと、おもしろいよ!どこがおもしろいのかはまた時間作って書きたい。麻草さんの作った石仮面がすごい精巧さでかっこよかった。ぷらぷら他のところを見て、マンガ関係のミニコミを買ったり。いろいろしつつ。おかげさまで自分のやつは14時くらいにさっさと売れてしまった。もっと持っていけば良かった……。ダメだな。あとで思い出したけど、前回も途中で完売だった。文フリ自体、前回よりもずっと客が多い感じでした。んで、自分も参加した土佐有明さんの自主本『土佐有明 WORKS1999〜2008』も順調に売れていました。なぜか批評家佐々木敦氏の主催したBRAINZ「批評家養成ギブス」卒業生17人による批評誌『アラザル』と一緒に買う人続出。色が似てるからか?白黒。500円とリーズナブルすぎる!これのせいで、私は自分のミニコミの値段を下げたほどだ!

売ってるとうれしいことに声をかけてくれる人がいて、私はそれが嬉しい。んで、ユリイカの『詩のことば』で鼎談もしていた佐藤雄一君もヘッズブースに置いたりしていてなんかよくわからないまま好意を示され驚いた。何故か、若い詩人に好かれがちな自分……。中原中也賞の最果タヒさんも先日、虹釜さん経由で受賞作をいただき(とても良かったこれも説明できなくて申し訳ない!)、自分のどこにそんな部分があるのかわからないのだけど、自分をオモシロイと言ってくれる人の作品が総じてオモシロイので、それはとても嬉しくてどきどきする。不思議です。いやー自分を好きな人はセンスがイイね!とか自惚れそうになるけど本当だからどうしようもない。若い人に好かれるのは励みになる。

なんやかやあって、打ち上げ。風邪で死亡。途中退場。たぶん、ずっとみんな好い。もうちょっと説教でもしたかったものだ。