吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

エクスポ・ナイト年末!あの講談社BOX太田克史乱入!

http://expoexpo.exblog.jp/8835948/

編集長座談会に講談社BOX太田克史氏のご参加が決定しました。
アップデートです。

エクス・ポナイト VOL.3
【ポ祭!!!】

年末の超押し迫った時期ではありますが、超豪華版でお送りします。

2008. 12.29(月)/30(火)
会場:渋谷 O-nest(Tel: 03-3462-4420 http://www.shibuya-o.com/
時間:両日ともopen 16:00/ start 17:00〜 ※開場時間にご注意下さい。
料金:各日 \ 3,000(drink別) ※ 当日券のみの販売となります。

《12月29日》

●LIVE
空間現代
にせんねんもんだい
DJまほうつかい AKA 西島大介
大谷能生トリオ(仮)

●TALK
*マイク・パフォーマンス「エクス・ポ第一期レギュラー(ほぼ)全員集合!」
吉田アミ雨宮まみ松江哲明鈴木謙介福永信冨田明宏栗原裕一郎西島大介大谷能生、生西康典、藤井仁子豊崎由美仲俣暁生円城塔、萩田洋文、冨永昌敬、スズキロク、宇波拓佐々木敦、ETC...(全て予定)

スペシャル座談会「“雑誌”のサヴァイヴァル」
矢野優(「新潮」編集長)×品川亮(「スタジオボイス」編集長)×山本充(「ユリイカ」編集長)×太田克史講談社BOX部長)+佐々木敦(「エクス・ポ」編集長)

《12月30日》

●LIVE
HOSE
大友良英×ジム・オルーク
フルカワヒデオプラス(古川日出男 + 植野隆司(テニスコーツ)+ イトケン(d.v.d) + 戸塚泰雄(nu))
他(追って告知します)

●TALK
*「小説と小説以外と小説」岡田利規×長嶋有×福永信
*「メタ国家論とサブカル(チャー)」鈴木謙介×萱野稔人×東浩紀
*「増殖するカオスモス大友良英×宇川直宏×菊地成孔

(内容は本日時点での予定です)

というわけで、文フリ前なんだか殺伐ピリピリムードも漂う中、ホットなニュースが入ってきました!


太田克史乱入!!!しかも、テーマはパンドラとかぶるサヴァイヴァル!!!

スペシャル座談会「“雑誌”のサヴァイヴァル」
矢野優(「新潮」編集長)×品川亮(「スタジオボイス」編集長)×山本充(「ユリイカ」編集長)×太田克史講談社BOX部長)+佐々木敦(「エクス・ポ」編集長)



ポっ子のみんな(今作ったエクス・ポファンの俗称)は今すぐ、パンドラを!
コボっ子のみんな(今作ったBOXファンの俗称)は今すぐ、エクス・ポを!手に入れろ!


しかし……



太田さんアウェイですけど大丈夫ですか!しかも、ファウスト編集長の肩書きじゃなくって一人だけ部長ですけど何かたくらんでるんですか?!と勝手に心配したくなりますが、これはかなり面白くなりそう。自分が今、面白いと思ってる人が集まってるわくわく感があるのでエクス・ポ面白い!さらに郡さんが入ったら鬼に金棒ですがまさかそれはないだろう……。太田さんには「うちはほかと違って売れてますから」とか大手資本ならではの上から目線を期待!(注:そんな人じゃないです)。部数の桁が違うからなー。でも、かなりやってる趣向性は近いと思うんだよね、見てると。だからこそ、お互いに補う部分や発見があると思うんだけどね。とはいえ、1コーナーなのであんま時間ないからもったいないなあ。もっと別に機会設けて5時間くらいディスカッションしてもらいたわー。

私はアウェイが好き&挑戦的な人が好きなので太田さんの雄姿、手に汗握ってとくと見届けるよ!うへー2008年来年に向けて面白くなってきました!ビッグウェーブの予感……。波に飲まれるか波を飲むか乗りこなすのはあなた次第!!!

エクス・ポとかサブカル界隈(厳密にはそんなものはないがみなさんがイメージするところの)では「講談社BOXマジで面白いって!マジやばいって!とりあえず、エレGYだまされたと思って読みなよ!」と薦めまくり人を号泣させてきたわけですが、そういった地道な努力が実を結んだ気がします。いや、私がなんかしなくても勝手にそうなっていたという自然の理でしょうが、その現場を目撃できるのはうれしいなあ。その逆でコボカフェにサブカル刺客を送り込みまくって「ね、いいでしょ!コーヒーおいしいでしょ!ほら、自分の本とか、万置きしちゃいなよ☆」と薦めまくったりしていたんだけどね。オタク(趣味)的な世界ではサブカル(趣味)的なものを薦め、その逆もしかり。という。功労賞でも欲しいくらいです!いや、いらないけどな。名誉はいいから楽しいものキラキラした美しいものが見れれば私は満足です。

既成概念にとらわれない、権威主義に陥らないジャンルレスな行動を意識的にしていくことって重要。すぐに型にはまった楽な行動パターンに陥って小さくまとまっていく傾向を打開しようという挑戦者こそ鼓舞していきたい。だからといって「なんでもOK」になるのも無責任な話で。小さい花火が打ちあがって、尻すぼみになっていくのも状況もつまらない。期は熟した!その時期を見極めるのが、編集者の醍醐味なんじゃないのか。などなど。

とかく、クリエーター(この書き方もいまやマイナスのイメージでしょうが)ばかりにスポットが当てられて、物を創ることは一人の人間がすべてまかなっているという錯覚に陥りがちだけど、そういう一人一ジャンル制度ではこれからの時代、乗り切れません。チーム戦ですよ。これからは。全知全能の神なんて居ないよ!

私は自分のことをやりながらもエフェクター(増幅装置)の役割は果たしていきたい。

ほんとうに面白いと自分が思っていないものをまわりの「みんな」がおもしろいっていうから、「有名」っていうからってだけで、知る気もしないでなんとなく「所持」していくのはもう、やめようゼ。「 」の中は空っぽだ!