吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

メルマガ「週刊ビジスタニュース」に「2009年のマンガをめぐるニュース」を寄稿しました

http://www.sbcr.jp/bisista/mail/art.asp?newsid=3394

「サンデー×マガジンのライバル競争」「今年も多かった休刊、創刊」「新人発掘事情」「今年、活躍したマンガ家」「悲しい知らせ」と、テーマを決めて心に残ったニュースをあげつつ、この1年のマンガ界をざっと振り返りました。そういえばこんなことあったあった!と思い出したときにいろいろと胸に去来するものは何でしょうね。

冒頭でもお詫びしていますが先に配信されたメルマガでは誤植がありました。なお、ウェブで公開されたものは訂正されております。初出時には関係各位及び読者の皆さまには、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。

しかし、私はなんかほんとーにマンガマンガ言ってた気がします。でも、マンガを通して作品とは何か、作品はなぜ、受け手を必要とするのか、という問題を問うてきたつもりです。マンガというメディアは多くの人に受け入れられ人気があるジャンルですから、作品論を語ろうとするとき非常に語りやすいと思うのです。もちろん、好きだということと、人よりは詳しいという自信があるからマンガを主に選んできたわけですが。じっくり取り組んでみて、マンガを通して90年代までの日本の文化がどう変化してきたのかが実感できた気がします。まだまだ足りないところもありますが、そろそろまとめに入りたいな、と思います。来年頭あたりには何か結果と答えを出せるでしょう。もう少し、お付き合いいただければと思ってます。