吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

ひとつの声、ふたつの影 of a voice,  its two shadows

Performance / Concert at YPAM fringe World Premiere
https://app.swapcard.com/event/ypam2023/exhibitor/RXhoaWJpdG9yXzE0NTI1ODA=

 

佐藤実 -m/s、𠮷田アミ、ASUNA

ひとつの声、ふたつの影 of a voice,  its two shadows

https://www.instagram.com/voiceandshadows/

Dec. 13 and 14, 2023

12/13(水)

16:00〜 + after talk 

19:00〜 + after talk with Atsushi Sasaki/佐々木敦

18h30〜 + after talk

男女共同参画センター横浜南(フォーラム南太田)・音楽室

 

〒232-0006 横浜市南区南太田1-7-20

General / 一般 ¥2000

U25 / 25歳以下 ¥1000

Pro/ YPAM プロ ¥1500

 

【コンセプト】

発せられた声が影やまぼろしのように音や光となってこだまする

類い稀な声を駆使して即興演奏を行う𠮷田アミ。その演奏に宿るアイデンティティ(同一性)を繰り返しの手法にて明かしていく声と光のパフォーマンスによる過程。並置するのは、ASUNAと佐藤実による吉田アミの演奏をなぞる合成音による演奏。測定と配置に基づくミメーシス(模倣)としての処理の過程が示される。この2つの過程を入れ子構造にて提示することで作品或いはそれを体現する人物が纏うアイデンティティを別々の側面から探る作品。世界初演

 

Ami Yoshida / 𠮷田アミ

音楽・文筆・前衛家。1990年頃より音楽活動を開始。2003年にソロアルバム「虎鶫」をリリース。同年、アルスエレクトロニカデジタル・ミュージック部門のグランプリにあたるゴールデンニカを受賞。90年代から00年代にかけて世界的なムーヴメントとなった、いわゆる「音響」的音楽のオリジネイターの一人。文筆家としても活躍し、小説やレビューや論考を発表。著書に「サマースプリング」(太田出版)、小説「雪ちゃんの言うことは絶対。」(講談社)がある。近年は舞台芸術にも活動の幅を広げ、演出家としても活躍。2022年に発表された「山田五十八はいった。」では、前衛華道家の上野雄次、特殊照明家の市川平、俳優の三宅里沙を迎え、演劇でありながら即興=ハプニングが常に起こり続ける演劇作品を発表。主演・演出・舞台美術などほぼ一人で作り上げ、大きな反響を得た。

https://amiyoshida.net/

https://twitter.com/amiyoshida

 

minoru sato -m/s

自然記述と芸術表現の関係に関心を持ち、音・光・磁気・腐食・熱と言った自然現象に基づいたインスタレーション、パフォーマンス、執筆などの制作活動を1980年代末より行っている。同時に音楽活動としてソロやSASW名義による制作、ASUNAとの共作、吉田アミのための作曲など幾つかの共同制作がある。また学芸員として1991年-2013年まで公立美術館に勤務し、アートイベント・美術展などの企画、映像メディアのアーカイブ及びデジタルアーカイブ設計に取り組む。近年はアメリカの作曲家アルヴィン・ルシエ氏の作品に関する研究を行っている。1991-2003年まで川崎市市民ミュージアムにて企画していたシリーズ講座”sonic percpetion”は、日本におけるサウンドアートの研究的な企画として最も古いものの一つにあげられるであろう。

http://www.ms-wrk.com

https://www.instagram.com/minorusato.ms/

https://minorusato.bandcamp.com/

https://minorusatoasuna.bandcamp.com/

 

ASUNA

石川県出身の日本の電子音楽家。語源から省みる事物の概念とその再考察を主題として作品を制作。同時に音の物理現象に関する美術作品の制作/パフォーマンスも行う。代表作に「organ」の語源からその原義である「機関・器官」としてオルガンを省みた『Each Organ』(2002)、本の語源としてのブナの木を元に情報の記録・運搬について扱った作品『Epidermis of Beech』(2012)などがある。近年は、干渉音の複雑な分布とモアレ共鳴に着目した作品『100 Keyboards』(2013)で、「メルボルン国際芸術祭」(2018)、「シンガポール国際芸術祭」(2019)、「ベルファスト国際芸術祭」(2019) 、など海外のアート・フェスティバルから多数の招待を受け展示/パフォーマンスを行い、昨年も米ニューヨークの名門・BAM(ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック)からの招待を受け、全公演ソールドアウトとなる単独公演を成功させた。並行した音楽制作では、10代の頃から東京の実験音楽/即興/音響シーンに関わり、様々なアコースティック楽器やコンピューターによる作曲作品から即興演奏まで行いつつ、無数のオモチャ楽器と電子音楽によるパフォーマンス『100 Toys』(2007) を中心とし、録音作品では毎回多岐に渡るコンセプトながらも一貫した作品制作を行う。これまで海外25カ国以上で演奏/展示、CDやレコードなどをリリース。ドイツの電子音楽家のヤン・イェリネクや、美術家の佐藤実-m/s、トラックメーカーのshibataらと長年に渡りコラボレーションによる制作も行っている。

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The voices that are uttered echo as sound and light, like shadows and phantoms.

Ami Yoshida has an incredible unique technique for her voice is a performer based on improvisation and experimental musics. This piece has a purpose to articulate the identity of her voice performance.

She will do her own performance repeating several times with the same idea but improvisation. Each step of this repeated process manifests by real voices with lights of the previous steps. In apposition, ASUNA and Minoru Sato will play each process dealing with synthesized / artificial sounds as mimesis of her voice performance. These two processes might articulate something of “identity” as we call.


インタビュー

https://sites.google.com/site/aotoao1/

voiceshadows.bandcamp.com