吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

知っていると識っているは違う

随分前からこの言葉は折を見てよく使ってますがますます近頃私ははそう思います。こないだ宇波君とも話してたのですが「どんなに情報を知っていても意味のない人っているよねー」、と。
川崎さんに言わせればそれは「本棚に本を並べるだけで満足している人」だそうです。言い得て妙。まさにそのとおりだと思う。
いくら情報をたくさん知っていても内容を理解していなければ意味がないということがいいたい。
一を知って十を知る人もいれば百を知って一個も身に付いていないバカもいる。バカはバカなりにバカだと身の程を知って勉強して成長しなけりゃ一生、バカのままだ。バーカ。嘲笑されても仕方なし。

何も悩まず考えない人というのは死んでいるのと同じだ。考え、悩み、苦しんでいる人が私は好きだ。いろいろもがいてあがいている姿って素敵。そうじゃなきゃ成長しないだろう。

前、勤めていた会社の社長(22歳)はマイケルジャクソンの買い物みたいにいつも何も深く考えないようにしていた。億単位の金を稼いでもそんな人生、無味乾燥としたものだ。羨ましくもない。むしろかわいそうだと思った。さんざん犯られても平気なふりをしてどんどんと自分をおいつめ精神的に病んでいく。病んでいるのにそれにも気づかない。それは幸せか?
嫌だという気持を持たない意気地なしは蝕まれ大人のおもちゃになるのが関の山。自分をダマして生きていけるなら一生嘘を突き通せばいい。くだらない。くだらなすぎる。そういう人は周りに自分を肯定してくれる人しかおかない、太鼓持ちだらけの場所で安穏としてる。そんな風にできるなんてどうかしてる。常に自分を客観視できない、ツッコミを置かない、楽な人生などクソクラエと思う。私はいつも問題意識を持っていたい。自分に自分でダメだししていきたい。変な宗教みたいに盲信的な信者を増やすようになったら終わりだ。自分のことを一番、理解してくれるのは自分しかいないのだし。