吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

呪うこと、祝うこと@圏外からのひとこと

http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20040708#c01
先日、書いた呪うという時(字)は祝うという字に似ているというコメントをとりあげてくださった私ですが、コメント欄にいろいろな意見があってひとしきりうなった。

”白川 静氏の『字統』によると、「呪」のもとの字は「祝」であったという。古代中国の随の時代以前には「呪」の文字はなく、後に「祝」より分化して「呪」の文字が出現した。”
http://www.mnet.ne.jp/~emonyama/taro/potlatch.html

ということらしい。私は単に字が似てるなーそういえば、今日は七夕だなー、祈りというのも呪いに似てるなー、そういえば前に「一生祝ってやる」というコラムを紹介したなーうーん、なるほどーやっぱり、似てるなー、同じ祈りや呪いでも人によってはうれしかったり残酷だったりするものなーあー人は人とはわかりあえないんだなー真の意味でーとかなんとか0.5秒くらいぼんやりと考えたことをそのまま書いただけだったのですが、こうして反応があるとすごくうれしい。おお、これがネットコミュニケーションというやつか。

一生祝ってやる
http://www.asahi.com/offtime/moyashi/031205.html
辞書を引いてみたら、“つくり”の「兄」の字は、人がひざまずいた様を表しており、「呪」も「祝」も元は、神前で祈りの文句を唱えるという意味だった、とある。のちに、「祝」は幸いを、「呪」は不幸を祈るという具合に、それぞれ使い分けられるようになったらしい。

追記>誕生日にも言っていた。あはは。私の伝えたいことはそれだけか。
http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20040513#1084407148